The official interview with Ai Kakuma, who plays Kaori Tachibana, has been released.
──What was your first impression of Kaori Tachibana, played by Kakuma-san?
Ai Kakuma (hereinafter referred to as Kakuma) who plays Kaori Tachibana: I had the impression that she was the type of character who always smiled with her eyes closed, and that there was something behind her (lol). I thought Kaori would be the same way, but she is a completely honest girl who is most interested in having fun with everyone, and that impression has never changed.
If someone has a gloomy look on their face, I can be there for them, and I’m good at sensing other people’s feelings, so I can help everyone get along. Although she appears to be acting freely, she is actually more of a balancer. Among them, the love for Mari is at the forefront, so when I read the original story, I wanted them to delve deeper into the relationship between the two.
──When playing Kaori, what kind of role did you have in mind?
Kakuma: Rather than taking the initiative to bring out the other person’s feelings, I often push the other person’s back after listening to what they say, so I placed importance on being close to the other person. Rather than forcing someone to say, Isn't this the right thing to do?'' it's more like saying,
That’s nice, that’s nice,” in a soft, warm voice. I play her in a way that makes people think she’s an easy person to talk to.
–So you’re considered the type of person who interacts with people based on empathy.
Kakuma: Of course, I think Kaori has her own ideas, but I think Kaori’s good point is that she accepts others first.
──Maybe it’s because she’s that type of person, but when she appears on screen, I get the impression that the world becomes softer.
Kakuma: When Kaori is there, the temperature is at the right temperature, neither too high nor too low, and the atmosphere becomes comfortable.
──Kaori seems to like Mari very much, but is she conscious of that even in the play?
Kakuma: We’ve been together since we were little, and we often go to hug each other, so I’m thinking that there must be something special about Mari’s feelings as I play her.
──It’s true that there’s a lot of skinship.
Kakuma: I’m sure that all the members of SSGIRLS love each other, but the only person they express special affection for is Mari, such as directly saying they love her or hugging her. Looking at how it fits perfectly when you hug it, it might be because it’s just the right size (lol). Mari is a Cinderella fit partner.
──It’s also interesting that Mari treats Kaori maliciously when she expresses love, which is a pact between the two of them.
Kakuma: I like that sense of distance, but I also really like the sense of distance between Kaori and Mari, which is often featured in the manga on the back of the original comic book cover. In the story where Kaori was absent from school for a week due to a cold (on the back of the cover of Volume 5), she grumbled, “I was lonely, ####──!?” and Mari replied, “It’s obvious…” That’s what I reply. I could see that she was thinking, “Oh, I guess I’m not happy about it!”, so when she acts, she doesn’t hesitate to express her affection (lol).
──Some parts were inspired by the manga on the back of the cover.
Kakuma: That’s right. In the main story, which focuses on Himari and Yori, I don’t think everything about Kaori and Mari will be depicted, so I tried to add nuance to the relationship between the two by picking up on that part as well.
──In episode 5, after listening to Yori’s song “Sunny Spot,” you directly expressed how much you wanted to be loved by Mari.
Kakuma: Kaori’s good point is that she keeps throwing straight shots without playing games. …She’s too straightforward, so Mari takes her lightly (lol). I think Kaori’s honesty is different from Himari’s.
──デートすることになったひまりと依を祝福する姿もよかったです。
加隈:香織はケーキなのに、真理はお赤飯というおばあちゃんみたいなことを言っていたのが面白かったです。でも、「友達が嬉しいのが嬉しい」という二人の優しさが伝わってきましたし、本当にSSGIRLSはいいバンドなんだなと思いました。第1話で依がひまりのことを相談してくれたのも、そこまで自分のことを話せる信頼関係なんだとわかって、嬉しかったですね。
──「ささ恋インタビュー」第4回で、真理役の小原好美さんが加隈さんとの掛け合いは安心感があるとおっしゃっていました。加隈さんは小原さんのお芝居はいかがでしたか?
加隈:真理は表情が豊かというわけではないので、感情の込め方一つで印象ががらりと変わる難しい役どころです。ともすれば淡々としすぎて冷たく見えてしまうんですが、ここちゃん(小原)の演じる真理は、冷たい印象どころか、むしろほっとする温度感で、これがここちゃんの声質の力なんだなと実感しました。ここちゃんのマイルドでかわいらしい、まるっとした声質がぴったりはまっていて、掛け合いをしながら私も真理をかまったり、わしゃわしゃしたりしたくなりました。
──確かに、真理は淡々としているのにどこか柔らかさが感じられます。
加隈:その柔らかい声から繰り出されるフルネーム呼びがかわいいんです! 人をフルネームで呼ぶといえば(『花より男子』の)牧野つくしの「花沢類」のイメージだったんですが、そのイメージが塗り替えられました(笑)。
──前回のインタビューで、小原さんとはプライベートでも仲がいいと伺いました。
加隈:お家にも遊びに行ったことがあります。ここちゃんのInstagramを見て、まるでお店みたいなお家だなぁと思っていたんですが、実際にお邪魔したら本当にお店みたいな雰囲気で。こんなに素敵なお店があったら絶対に通いたいって思うくらいおしゃれでした。しかも、お料理までたくさん振る舞ってもらって。生活力がすごいというか、いろいろな憧れが詰まったお家でした。
──では、同じSSGIRLSの依についてはどのようにご覧になっていますか?
加隈:きっと視聴者の皆さんも同じ気持ちだと思いますが、見た目はクールで温度感も低そうなのに、モノローグはかなりおしゃべりで、感情がすぐ表情に出てしまうところが本当にかわいいです。ひまりの行動一つ一つに「かわいい、かわいい」と言って、クールな表情を崩している君が一番かわいいよと思いながら見ています。
ひまりに歌ってほしいと言われてすぐに歌ってくれるところも素敵ですね。恥ずかしいから遠慮するのではなく、ひまりのことも歌も本当に好きだから歌う。そういうところがかっこいいなと思います。
──第4、5話では依を巡って、亜季がひまりを牽制するような場面もありました。
加隈:ひまりと依がメインのお話かと思いきや、亜季も重要なポジションなので、香織を演じる身としては亜季にも幸せになってほしいなと願いながら見ていました。ただ、亜季は一体どうしたいのか周囲からはまったく読めないので、事情を知らない香織や真理が応援できる環境にないんです。それがもどかしくもあり、いじらしくもあります。
現段階だと亜季が怖い人に見えるという方もいるかもしれませんが、最終回まで見て振り返ったときに、いろいろ「そうだったのか!」と納得できるポイントがあるので、ぜひ最後まで見届けていただきたいですね。
──では、ひまりについてはどのようにご覧になっていますか?
加隈:ひまりの人懐っこさ、優しさはみんなにお手本にしてほしいくらいです。例えば、人に褒められたときに「そんなことないです」と否定するのではなく、そう思ってくれたあなたの気持ちが嬉しいですと伝えられるタイプなんですよね。それを自然とできるところが素敵ですし、人として見習うべき点がいっぱいあります。ただ、前半は無邪気で天然なところがちょっとずるいなと思うときもありました(笑)
──確かに、ほんのり魔性を感じさせるところがありましたよね(笑)。
加隈:でも、依や亜季、百々花たちとふれあっていくうちに、今まで知らなかった感情にも気づいていっているようなので、もともと素直で優しいひまりですし、誰かを傷つけるようなことはないだろうなと信じています。
──物語の感想でもアフレコの思い出でも、特に印象に残っている話数やシーンがあれば教えていただけますか?
加隈:物語だと、依がひまりのために屋上で歌うシーンですね。桜が舞う素敵な演出が印象に残っています。心が動いたときに描かれる瞳のきらめきのような、原作で美しいなと思った絵が鮮やかなアニメーションになっているところも好きです。物語だけではなく、映像そのものにも目を奪われています。
アフレコの思い出だと、ここちゃんが裾のほうに穴の空いたデザインのロングスカートを穿いていたんですが、そこにみんなで手を突っ込んだことですかね……。
──ええっ!?(笑)
加隈:私は女子校出身なんですが、その遠慮のなさがすごく女子校っぽくて(笑)。アフレコも遠慮なく、安心してできるようになったのは、現場のノリのおかげでもあったのかなと勝手に結びつけています。
──では、恒例の「高校時代によく聴いていた音楽」についても伺えますか?
加隈:アーティストだとスキマスイッチさんやORANGE RANGEさんですね。あとはアニメの『犬夜叉』が大好きで、主題歌CDや和田薫さんのサウンドトラックをよく聴いていました。
──最近“ひとめぼれ”したものについても教えていただけますか?
加隈:Instagramで見たマイクロブタの小雪ちゃんです! 豚カフェの子なんですが、何匹もいる中で小雪ちゃんだけずっと口角が上がっていて、笑っているように見えるんです。その笑顔もにまーっとした感じで、どうしてもその子にだけ目がいってしまいます。マイクロブタの飼い方を調べてしまうくらい“ひとめぼれ”しました。
──ありがとうございます。最後に『ささ恋』の今後の展開で期待してほしいことを教えていただけますか。
加隈:まずはSSGIRLSのライブがどうなるのか、ひまりと依はどうなっていくのかに注目していただきつつ、その後にくる嵐のような存在にも期待していただけたらなと思います。依とひまりの関わり方も楽しみにしていてください。
■放送
4月13日 (土)より放送開始!
テレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠:4月13日 (土)より 毎週土曜深夜 1:30~
BS朝日:4月14日(日)より毎週日曜 23:00~
AT-X:4月18日 (木)より毎週木曜 21:30~
※リピート放送:毎週月曜 9:30~/毎週水曜 15:30~
■配信
●月額見放題サービス
4月13日(土)より毎週土曜25:30以降、順次配信開始予定
ABEMA 独占配信
●個別課金サービス
4月13日(土)より毎週土曜26:00以降、順次配信開始予定
バンダイチャンネル/dアニメストア/DMM TV/FOD/HAPPY!動画/Huluストア/J:COM STREAM/Lemino/milplus/Prime Video/TELASA/U-NEXT
4月20日(土)より毎週土曜26:00以降、順次配信開始予定
TVer
高校入学初日、新入生歓迎会でのバンド「SSGIRLS」の演奏を見た新入生の木野ひまりは、ギターボーカルを務めていた朝凪依に憧れ、彼女に“ひとめぼれ”をする。
その気持ちを伝えられた依は、ひまりに“ひとめぼれ”という名の恋心を抱くことに。
憧れと恋心。
同じ好き”でも異なる気持ち。
すれ違うふたりの関係に、バンドメンバーの想いも絡み合い…。
ふたりの“ひとめぼれ”は、やがて鮮やかな青春を奏で始める
原作:竹嶋えく(コミック百合姫/一迅社刊)
監督:真野玲
シリーズ構成:内田裕基
キャラクターデザイン:吉田南
サブキャラクター・衣装デザイン:應地隆之介
プロップデザイン:永木歩実、川久保美冴
色彩設計:古市裕一
美術設定:伊良波理沙
美術ボード:張恒碩
美術監督:桒嶋壮志
CG監督:江田恵一
撮影監督:喜多隆宏
オフライン編集:神宮司由美
音響監督:郷文裕貴、中谷希美
音楽:佐々木裕、前口ワタル
アーティスト:笹倉かな(朝凪依)、水上スイ(泉志帆)
アニメーション制作:横浜アニメーションラボ&クラウドハーツ
製作:ささやくように恋を唄う製作委員会
OPテーマ:SSGIRLS(歌:笹倉かな)「Follow your arrows」
EDテーマ:木野ひまり(CV.嶋野花)「ギフティ」
木野ひまり:嶋野花
朝凪依:瀬戸麻沙美
水口亜季:小松未可子
筒井真理:小原好美
橘香織:加隈亜衣
泉志帆:根本優奈
里宮百々花:上田麗奈
天沢始:安済知佳
水口未希:古賀葵
公式サイト
公式X(@sasakoi_anime)
公式TikTok
原作:ささやくように恋を唄う
著:竹嶋えく
「コミック百合姫」(一迅社刊)で連載中
原作コミックス第1~第9巻 好評発売中
第9巻(通常版・特装版)が発売!
特装版は竹嶋えく先生描き下ろし漫画26Pを収録した小冊子つき!
累計発行部数50万部突破!(電子書籍含む))
(C)竹嶋えく/一迅社
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