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“ATRI -My Dear Moments-” Serialization Part 5: Minami Takahashi (role of Kanshiro Minamo) | “Natsu-kun, let’s go to school!” when she first appeared was very memorableThe TV anime “ATRI-My Dear Moments-” has been airing since July 2024. Animate Times is conducting interviews with the main cast members to coincide with the broadcast. The fifth interview is with Minami Takahashi, who plays Kanshiro Minamoe!

This time, we mainly spoke to Takahashi about the character she plays, Mizuna Moe, and her relationship with the main character, Ikaruga Natsuo, the man she has feelings for.

Also, just reading about the stories of the other voice actors at the recording studio will give you a sense of the homely atmosphere. Why not take a look at it while watching the broadcast?

–I imagine this is a role you’ve continued from the game, so first please tell us as much as you remember from back then.

Minami Takahashi (hereinafter Takahashi), voice of Kanshiro Mizuna Moe: The game’s recording took place in a short period of time, so it was easy to create the flow of Mizuna Moe’s deep emotions. I remember that I got so involved in Mizuna Moe’s feelings while following the story that I ended up crying.

Also, after the recording, the staff happened to be having lunch at the same time as I was leaving. I also have memories of eating ramen together at a ramen restaurant near the studio. It was a really stylish ramen restaurant, and the soup was clear like the ocean and delicious. I want to eat it again!

–Please tell us about your impressions of the world view and story of this work.

Takahashi: Ever since the game, I’ve had the impression that it’s lonely but warm. It’s a story about a seaside town, but the sea isn’t rough, and the scenery is sunken, so it feels lonely. I think it’s a world that exists in a strange balance.

Atori’s balance of seriousness and comedy is exquisite, just like a sunken city. She has a variety of emotions, but they are hidden by the fact that she is a robot. The story as a whole could have been dark, but Atori’s presence gives it a bright image.

Natsu (Ikaruga Natsuo) has many dark aspects that one can imagine, such as her disability and the fact that her parents do not appear, but I get the impression that Atori illuminates the world even in those areas.

–You played Moe Mizuna again in the anime adaptation. Was there anything about her that changed your impression of her from the game?

髙橋:ゲームの水菜萌は聖母のようだったといいますか、暗い一面があまり見当たらず、自分の愛に対してまっすぐな印象でした。アニメの収録では当初、そんな原作の水菜萌に準拠したほうが良いのかなって思っていました。

けれど加藤誠監督から、アニメでは水菜萌が心情を吐露する部分をしっかり見せたいとのお話もありました。

ゲームでは自分の心情よりも他人に対して献身的な一面が強く出ていてほかのキャラクターに語り掛けるようなシーンが多かったのですが、アニメでは自分の気持ちを自覚して自分自身と語るようになっています。アニメではその部分がかなり変わっています。

――そうすると少し原作から変わった部分もありそうですが、収録で受けたディレクションで印象に残っているものはありますか?

髙橋:私の中でゲームの水菜萌のイメージは、自分の感情を全て悟らせずマイナスな部分を見せない女の子でした。アニメではもっと訥々(とつとつ)としていると言いますか、誰かと話している時でもそれは水菜萌が自分の気持ちを自分で処理しているからなので、その相手には語り掛けないでほしいというディレクションを頂きました。

それこそ「ひとりごとを言っているみたいな感じで」とも言われたのですが、それが私が持っていた水菜萌の印象にまったくないものだったので、最初はちょっと難しかったです。

元々私自身にもひとりごとでも人に喋りかけてしまうみたいな癖があるので、それが水菜萌と似ていると思っていました。周囲を気にするというか、他の人の存在を認識してしまう。

色々な意図があってのディレクションだと思うのですが、不思議だと思いつつも段々馴染んできて、収録が進むと自分の中で違和感はなくなってより彼女の心情を表現するためなんだと理解できました。

ゲームでの描かれ方もひとつの愛の形ですが、アニメではそれがちょっと変わってくるかもしれません。それを視聴者のみなさんに理解してもらうために、水菜萌の心情をちゃんと描く必要がある。だからこそきっと、ナツくんやアトリちゃんとの関わり方も変わってくるんだろうなと思います。

私自身も最後まで台本をもらっていないので結末はまだ知らないのですが、ゲームもナツくん以外はフルボイスです。アニメから興味をもってくださった方は、この作品のもうひとつの形が描かれているのでゲームも楽しんでもらえたら嬉しいです。

――夏生に小野さんの声がつくのはアニメからかと思います。その印象はいかがですか?

髙橋:役と本人のバランスが絶妙です。小野さんが演じることで私たちにナツくんの人物像を掴ませてくれる。そういう演じ方をしてくれているのかなと感じています。そこに小野さんの優しさが見え隠れしているようで、私の思うナツくんの芯にある優しさとリンクしていてピッタリだなって思っています。

ナツくんのいい意味での掴みづらさみたいなものを、小野さん自身も持っているんです。小野さんは接しやすい点もあれば、本質がどうなのかわからない印象もあって。ナツくんは逆に全てをさらけ出さないようにしてるけれど、たまに見せる本質みたいなものが小野さんのそういう一面と少し似ているような感覚もあります。

――水菜萌は第1話から夏生との掛け合いがあったかと思います。演じてみていかがでしたか?

髙橋:凄く演じやすかったです。小野さんとは他の作品でもいくつか共演していて、喋りの雰囲気とかも役によってもちろん違うのですが、何か感覚みたいな部分を合わせてくれているように思えました。

多分水菜萌とナツくんのように幼い頃から一緒にいる関係性って、喋る時に違和感を感じないと思うんです。そういう関係性のつもりで掛け合いをしていて違和感がないので、すごくリンクしている、演じやすいなと思いつつアフレコに臨んでいました。

私からすると小野さんはいいお兄ちゃんというイメージなのですが、水菜萌にとってのナツくんとの心の近さにちょっとだけ似ているな、と思って演技しているところもありますね。

――そんなふたりのところにアトリが入ってくることになるかと思います。この3人の関係性の印象や掛け合う時に意識していることを教えてください。

髙橋:この3人は少し家族に近いかなと思える部分もあります。もちろん水菜萌には別に家族がいるので「みたいなもの」ではあるのですが、そういう意味ではこの島で暮らすみんな、学校のみんなが彼女にとっては家族みたいなものというか。血の繋がりはなくても土地という繋がりがある、その中の一部なのかなとも思います。

ただ水菜萌は大きい愛の人というか、アトリちゃんも応援したいしナツくんも応援したい、けれどそのふたりを応援するということは自分の気持ちは叶わない。それでもふたりの応援をやめられない人なので、本来の関係性で言ったらアトリちゃんは恋のライバルになるかもしれないけれど、そうはなり得なくて。

本当に絶妙なバランスでこの3人は成り立っていて、多分水菜萌を介して無かったらナツくんとアトリちゃんもまた違った関係性になるというか。このふたりに水菜萌が加わることで、よりふたりの関係性の純度も上がっているんじゃないかなって思っています。水菜萌はふたりにとって、例えば空気清浄機みたいな存在かもしれないですね。

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