This time, the official report from the Japan premiere held on Sunday, September 29th has arrived!
The event was attended by Mitsuko Horie, who sang the theme song for the original anime, Shinichiro Shirakura (executive producer of the series), and Mylen J. Garcia-Albano (Philippine Ambassador to Japan). The venue was livened up by a live performance by Horie and various talks.
Mitsuko Horie, who sang the opening theme song for the original anime, “Voltes V no Uta”, appeared on stage to greet the audience.
He appeared in a special costume made for “Voltes V” – a red jacket, red hot pants, and boots with a large “V” on them – and immediately sang “Voltes V Song” live. The “Voltes V” fans gathered at the theater clapped and cheered, and gave thunderous applause. Horie, who delivered the passionate song, commented, “I felt happy to be able to sing with everyone in unity. It was great!”
At this point, after watching the main film, Horie made a surprise announcement to the audience, saying, “I played the role of Marianne Armstrong, the mother of the Armstrong brothers!”
With the screening of the dubbed version at the Japan premiere today, the full cast of the dubbed version was revealed. Mikami Satoshi will play Hrothgar (Ned Armstrong), Yamanaka Seiya will play Richard Smith, Sagara Shintaro will play Oscar Robinson, and it was also revealed that Suwabe Junichi will play the dual roles of Prince Zardoz and Emperor Zambozil of the Boazan Empire.
It was also revealed that Horie will be playing Marianne Armstrong, the mother of the protagonist and one of the developers of Voltes V! Regarding her role as a voice actor, Horie said, “When I first heard I’d be playing the mother role, I took it lightly, but then I read the script and found out she’s a mother, a scientist, a fighter pilot, and she dies in the end… What kind of mother is that? I wondered. I was intimidated when I received the script, and I was really nervous during the recording. The five members of the Voltes team were fantastic.”
During the talk session, the film’s executive producer, Shinichiro Shirakura, also appeared on stage. “I’m here as a fan of Voltes V from 1977 and as a fan of Mitsuko Horie,” he said jokingly, drawing laughter from the audience. At the talk session, Horie was asked about his impressions of the film, to which he replied, “I’m a bit worried about my own voice acting… (laughs). It’s great that it’s so well respected and the good parts are all well put together. It seems like they did a lot of research on the theme song “Voltes V no Uta” sung by a Filipino singer, and she’s very good at Japanese and seems to have studied the singing style before singing it, so I’m happy.”
When asked about the circumstances that led to the film adaptation in the Philippines, Shirakura commented in surprise, “I don’t really know either.” “I had heard that it was very popular in the Philippines, but when I heard that it was going to be broadcast in a live-action version, I thought it was a lie. After that, when the pilot video arrived from the Philippines, it was almost like a finished product, and I was like, ‘Are you stupid?!’ (laughs). I was surprised at how serious they were, from the CG to the design.” Horie also exclaimed in admiration, “The battle scenes and CG are amazing. The size of the robots and the feeling of the crashing were reproduced, which was amazing.” Shirakura revealed the secrets of the production, saying, “I heard that the CG team kept making corrections one by one during the period when filming was suspended due to COVID-19, and they achieved that quality.”
アニメ「ボルテスV」関連でフィリピンに複数回訪問しているという堀江。国賓扱いであるという噂の真偽をうかがうと、「国賓というほどではありませんが…。ある程度のVIP待遇で、空港はオールフリーパスでした。空港から車で出ると、白バイが先導してくれたりして…私は車に乗りながら『すみません』という気持ちでした」と現地の熱狂ぶりを振り返った。フィリピンで1時間のコンサートを行ったそうだが、「ずっと「ボルテスVの歌」なんです。みんな『ボルテス!ボルテス!』とコールがやまなくて笑。ずっと『ボルテスVの歌』を歌い続けました」と圧倒的な「ボルテスVの歌」人気を伝えてくれた。
堀江が『ボルテスVの歌』を歌った当初は女性歌手のアニメソングはほとんどなかった。オファーされた当時の心境について「ロボットアニメ歌いたくてしょうがなかったんです。お年頃だったので、かっこいいなあとあこがれていて。歌えて本当にうれしかったです」と振り返った。
そして、映画公開を記念してスタートしたクラウドファンディングで即日目標を達成し、つい先日、故・水木一郎氏が歌っていた原作アニメのエンディングテーマ「父をもとめて」のカバーのレコーディングを行った話に、堀江は「水木さんとはよく同じ壇上で歌いましたが、今回のレコーディングはその延長のようでした。当日はアニキが来てくれたような気がしていて、歌った後には『やるよ、この曲』と言ってくれているような気がしました。ずっと一緒に歌ってきた仲間で、アニメソングが冷遇されていた時代もありましたけど、お互いに励ましあって、子供たちに誠実に誇りをもって歌っていこうという話をしていたので、兄であり同志ですね」と感慨にふけった。
唯一、原作アニメと実写版の両方に関わった堀江。半世紀にわたって付き合い続けた「ボルテスVの歌」がどんな存在か問われると、「私が歌い続ける限り歌う曲なんだと、覚悟を決めました。一生一緒にいる、という思いです」と思いを吐露した。
TV放映から約半世紀、今も愛され続け実写化まで果たした「ボルテスV」の魅力を尋ねると、白倉は「非の打ち所がない、どこが魅力かと聞かれてもわからないくらいです。ほかにもたくさんロボットアニメはありますが、改めてこうやってアニメを見直してみると、ものすごくよくできている。デザインもそうですし、敵キャラも含めて人間関係がすごく洗練されている名作だと思います。もう一度その価値に光が当たるのはうれしいことですし、自分自身も再発見できたかなと思います」と回答。
堀江からは「フィリピンの方が50年近くピュアに愛し続けられるのはなぜなんだろうと思って。フィリピンの方の国民性もあると思いますが、やっぱりストーリーで描かれる家族愛というのが大きくて、より心に響くのかなと思います。日本にはたくさんの作品があるから、いろんな作品に目移りしてしまうけれど、この機会に『ボルテスV レガシー』、そして「超電磁マシーン ボルテスV」をいろんな方に楽しんでいただけたらいいなと思います」と語った。
そして、製作国であるフィリピンを代表して、ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使がゲストとして登場。アルバノフィリピン大使は「『ボルテスV レガシー』の日本での初上映に立ち会えて光栄です。私は愛されたこのアニメに魅了され育ちました。今一緒にいる私の大使館の職員を含め、多くのフィリピン人にとって特別な存在であることはよく知っています。元々日本で制作されたこのボルテス V は単なるテレビ番組以上のものとなり、フィリピンで文化現象となりました。このアニメは、優れたストーリーテリングの力を示し、その素晴らしいストーリーと、それが教えてくれた価値観、家族、友情、忍耐で世代を超えた感動を与えました。多くのフィリピン人にとって、このアニメはただのエンターテインメントだけではなく、長く心に残るインスピレーションの源でありました。今日、ボルテス V が帰ってきました。日本で始まったこの作品はフィリピンで愛され、そしてフィリピン人俳優を起用し新たに映画化され帰ってきました。このことは両国の深い文化的な繋がりと何十年にもわたって築いてきた友好関係を再認識させてくれる素晴らしいものです。この機会を可能にしてくれたすべての方々に心から感謝します。ボルテス V がフィリピンで成功したように、ここ日本でも成功を収めることを確信しています」とあいさつ。「ボルテスV」がフィリピンと日本の文化の懸け橋となったことを印象付ける瞬間となった。
必殺技であるVの字斬りのモーションをするボルテスVのボードを前に行われたフォトセッションでは、堀江の「レッツ・ボルトイン!」という掛け声とともにポーズを披露。会場の至るところから掛け声が聞こえ、観客の愛を感じる時間となった。
最後に、堀江が「本日はジャパンプレミアにお越しいただきありがとうございました。10月18日に字幕版、吹替版とも公開となりますので、お知り合いの方にもおしらせいただいて、ぜひみなさんで盛り上げていただきたいと思います。また公開しましたらご覧ください!」とあいさつし、大きな拍手に包まれて舞台挨拶は幕を下ろした。
日時:9月29日(日)
場所:丸の内TOEI スクリーン①
登壇者:堀江美都子、白倉伸一郎(本作エグゼクティブ・プロデューサー)、ミレーン・J・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使 ※敬称略
MC:荘口彰久
マリアンヌ・アームストロング:堀江美都子
フロスガー(ネッド・アームストロング):三上哲
リチャード・スミス:山中誠也
オスカー・ロビンソン:相樂真太郎
本日の登壇者であり、原作となるテレビアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』の主題歌を担当した堀江美都子さんが、主人公/スティーヴ・アームストロングの母であり、ボルテスV開発者の1人であるマリアンヌ・アームストロングの吹替を担当しました。
発表済みの地球征服軍司令官プリンス・ザルドスに加え、ボアザン帝国の皇帝であるザンボジルの吹替を担当しました。
アニメ『超電磁マシーン ボルテスV』にて、故・小原乃梨子氏が剛日吉(本作における、リトル・ジョン・アームストロング)とリー・カザリーン(同、ザンドラ)の二役を、故・増岡弘氏が岡防衛長官(同、オスカー・ロビンソン)とド・ズール(同、ズール)を演じたのと同じように、本作では諏訪部さんが二役の吹替を担当しています。
堀江さんが原作アニメエンディング楽曲「父をもとめて」のカバーレコーディング実施
9月9日(月)より始まった本作公開記念クラウドファンディングプロジェクト「『ボルテスV レガシー』公開記念!「ボルテスV」ED主題歌「父をもとめて」堀江美都子によるカバーver音源制作プロジェクト」が即日目標金額を達成。
故・水木一郎氏が歌った「父をもとめて」の堀江さんによるカバーのレコーディングを敢行いたしました。レコーディングした音源を今後どのように展開していくのかは後日発表いたします。
コメント