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The direction was to be “more harsh towards Father (Yorishige Suwa)” | TV anime “The Master Who Runs Away” serialization episode 8: Interview with Hinaki Yano, voice of ShizukuThe historical spectacle manga “Nigejou no Wakakuni” by popular author Matsui Yusei, who also worked on “Majin Tantei Nougami Neuro” and “Assassination Classroom”, has been adapted into a TV anime. It will be broadcast on TOKYO MX, BS11 and other stations from July 2024.

The protagonist of this work is Hojo Tokiyuki, who lost everything due to a rebellion by Ashikaga Takauji, a trusted vassal of the shogunate. Tokiyuki flees to Suwa, where he meets friends and overcomes the difficulties that come his way by “running away” and “surviving.”

Animate Times is running a series of interviews that delves deeper into the appeal of this work! In the eighth installment, we spoke to Hinaki Yano, who plays Shizuku. When Yano first played Shizuku, she was asked to “make her look a bit more mature.” This direction was related to her position as Shizuku’s butler.

–Looking back on the story so far, what scene was the most memorable for you?

雫役・矢野妃菜喜さん(以下、矢野):第三回で「牛鬼 牡丹」と鬼ごっこするところが印象的でした。雫はあまり戦闘に参加する子ではないのですが、牡丹との鬼ごっこでは雫がみんなに指示を出している姿が見られて。みんなと一緒に戦っていると感じられて何だか嬉しかったですし、アフレコでの掛け合いも多かったので、印象に残っています。

あとは、第一回で、落ちる鞠が首に変わる演出も衝撃的でした。そして、第二回ラストの兄様(時行)と北条邦時の会話シーン。アニメオリジナルのシーンで物語が補完されていて、『逃げ若』スタッフの愛と気合が伝わってきました。

――絵の作画にも力が入っていましたよね。

矢野:ですね。もちろん私たち声優陣も気合を入れて演じていますが、「この絵に負けないようなお芝居ができているかな?」とオンエアを見て不安になるくらい、力が入っていると感じています。これからの放送も楽しみです。

――続いて、演じる雫についてもお聞かせください。時行を支える巫女であり執事でもある雫。振る舞いはおしとやかだけれど、意外と毒舌な面もある印象です。矢野さんは雫をどういうキャラクターだと感じていますか?

矢野:巫女ということもあり基本はおしとやかですが、やっぱり『逃げ若』に登場するキャラクターということで、彼女もひと癖あるというか(笑)。何かと一言多いんですよね。

特に父様(諏訪頼重)に対しては、アフレコのときにも「身内だからこそ、もっと辛辣でいいです」というディレクションがありました。父様に対して辛辣な言葉をかけるときは、とにかく心無い感じでと意識して演じています。

あとは、第二回で木を被って隠れている姿を見て、「あぁ、彼女も意外とボケるんだな」と驚きました。ああいう雫が大好きです。

――頼重に対して辛辣にというお話もありましたが、それ以外にはどのようなディレクションがありましたか?

矢野:最初に雫を演じるとき、見た目通りの幼さを感じるお芝居をしたんです。そしたら、「彼女は執事という立場でもあるので、もうちょっと大人っぽくしてほしい」というディレクションがありました。それもあって、自分のなかでは、いつもより低めのトーンで演じていると思います。また、雫はそれほど声を張る子じゃないので「距離感を割と無視していいよ」というディレクションもありましたね。

――距離感を無視するお芝居、アニメを見返して改めて感じてみようと思います。

矢野:あとは物語が進むなかで、兄様や逃若党の面々に対しては「もうちょっと砕けていいよ」というお話もありました。仲良くなり、各々の変態な部分が明らかになっていくなかで、「この子はこういう子なんだ」と雫は理解していくんですよね。そうして、会話の中でボケるようにもなる。ちょっとしたところで仲が深まっている、変化していると感じたので、その流れに沿って演じました。

――仕える主となった時行への印象をお聞かせください。

矢野:第一回時点では、北条家として背負っているものがあるという使命感がありつつも、まだまだ子どもっぽい面も多々あって。それが、物語が進んで成長していく毎に、主君としての器もどんどん大きくなっていくんですよね。その姿がとてもカッコいいです。一方で、逃げているときの楽しそうな声や表情からは、まだ子供っぽさも感じられるというか。ああいうかわいい面も、兄様の魅力だなと思います。

――逃げる時の表情は印象的ですよね。

矢野:頬が赤らんでいて、かわいい顔をしていますよね。

――演じる結川あさきさんのお芝居を近くで聞いてみて、いかがでしたか?

矢野:あさきちゃんは吸収力とチャレンジ精神がすごい。第一回、二回時点だと、音響監督の藤田さんから色々なディレクションを受けて形になっていくことが多かったんです。ただ、あさきちゃんはディレクションで言われたことを受け止めるだけでなく、「次はこうしよう」と自分のお芝居に反映するんですよ。

デビューしたばかりだと、演じることに必死でチャレンジするところまでいかないことが多いと思うのですが、あさきちゃんは吸収したものをどう活かすか考えて、お芝居しているんです。そうやって成長していく姿は、時行と重なりました。

――なるほど。

矢野:あとは、コミュニケーション能力も高いと思いました。あさきちゃんにとって、今回の現場は全員が先輩なんです。そんな先輩たちに話しかけて自然と輪を作っていたり、自分から輪に入ったりしていて。ああいう姿からは、人懐っこい時行っぽさも感じました。

――もしかしたら、まだデビューしてから日が浅い結川さんだからこそ、演じられる部分があったのかもしれないですね。

矢野:どんどん時行になっていく様が本当にすごかったんです。後半にあさきちゃんの声を聞いたときは「頼もしいな」と思いました。成長していく過程が時行とリンクしていたという意味で、今のあさきちゃんだからこそ出せたものはあったかもしれません。

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