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Official interview with ClariS, who sings “Andante”, the ending theme for “Spice and Wolf MERCHANT MEETS THE WISE WOLF”, has arrivedSpice and Wolf is a light novel by Hasekura Hizuna published by Dengeki Bunko. A completely new animation of this work, “Spice and Wolf: MERCHANT MEETS THE WISE WOLF”, will be broadcast from April 2024.

Anime / Manga

This time, an official interview with ClariS, who sings the ending theme “Andante”, has been released. Please read Clara and Karen’s talk about the songs and recording.

–Please tell us how you both felt when the ending theme for “Spice and Wolf” was decided.

Clara: I was very happy to be in charge of the ending theme for the new version of “Spice and Wolf,” which has been loved by many people. Also, I felt that the image and worldview of the anime was completely different from the atmosphere of the works for which we had previously provided music. That’s why we were so excited, wondering what kind of ending theme we’d be able to sing.

Karen: When I saw the title, I wondered what Spice and Wolf was all about. That’s what I thought, but when I actually saw the previous anime, I thought, “Ah, that’s what it means!” At the same time, as Clara said, it was an anime that I had never worked on before. There was also. Therefore, at the time, I had the impression that the song would probably be something like this, but I wondered how it would turn out if it were incorporated into a ClariS song. That excitement was the first thing.

— “Andante” is a song that incorporates the characteristics of Irish music and has an exotic atmosphere.

Clara: “Spice and Wolf” also had an exotic feel to it, so we were very happy to have a song that was perfect for the anime.When we received the song, of course, even when we were singing it, we felt really excited and happy. I think the song turned out to be something like this.

Karen: It has an Irish feel to it, and the result is a song that makes you want to take the steps that the locals would do. The different rhythms in A, B, and the chorus make you want to take different steps, and the structure is designed to express the ups and downs of your emotions. I also felt that “even when traveling, there are various paces,” and I thought it was a perfect fit for this anime.

――Although this song depicts the journey of Holo and Lawrence, I felt that it overlapped with their musical journey as well. How did you feel there?

Karen: We haven’t set a clear goal. I wonder if that’s where Holo and Lawrence are similar. The two of us are working together with the mindset of “It’s fun because we don’t know what’s going to happen.” Although it may be an exaggeration to call it a “happening,” I think that the idea that it would be nice to enjoy the unexpected things that happen here and there on a trip is similar to the two of us.

Clara: Personally, I feel like Karen is Holo-like. Karen is someone who adds spice to the journey. I’m the type of person who tends to plan things out, or rather follow a certain set path, but Karen thought, Wouldn't that be great?'' and I’d like to do something like that!” that she came up with on the spot. She’s the type of person who keeps suggesting things to you, making your trip even more interesting. I feel this way quite often, so I think the song reflects the relationship between the two of us.

Karen: Of course I think that planning is important, but I also think that there are many people and things that you can only meet at that moment, and there are many memories that can only be made there. I really like jumping into that unknown excitement. But if I were to live solely based on my sensibilities, I’m sure a lot of terrible things would happen (lol). It’s like a dungeon without a goal. I think this journey is made possible because of Clara’s presence, who helps me enjoy it while also correcting my course. It might be similar to Holo and Lawrence.

――Karen-san, while singing “Andante”, was there a moment when you felt the unique chemistry between the two of you?

カレン:歌声はまったく違うんですけれども、楽曲によって、ふたりで歌っている部分がひとりで歌っているように感じる部分があるんです。それはお互いに感じていることで。「アンダンテ」のようなゆっくり歌うテンポがあったり、タタタンッと軽快に進むリズムがあったりする楽曲は、ふたりの良さを引き出すのにもピッタリで。そういう意味では、クララの良さ、カレンの良さ、がすごく出ている楽曲だなと感じています。

クララ:ひとつの声に聴こえる、という感覚がより際立った楽曲だなと思いました。コーラスも含めてなのですが、今までになかったひとつの声が出来上がった気がしていて。今までもそう聴こえる楽曲の中に、ふたりそれぞれの良さ、合わさったときの良さを感じる曲がたくさんあったんですけれども、より親和性が高くなったというか。それと、温かみを感じるような歌になったんじゃないのかなって思っています。

カレン:ハートフルな曲だなと感じています。この楽曲って誰も急いでないんですよね。それでいて、誰も急かしていない。今自分が生きている中で、いろいろなことに追われすぎてしまって、もう明日のことを考えていて、「なんか生き急いでいるな自分」って思うことがあるんです。この「アンダンテ」を聴いていると、それが一回リセットされるというか。そういった意味でも、温かみを感じられる曲になっているんじゃないかなって思っています。“今”について考える時間が少なくなっている人ってたくさんいると思うんです。そういう人にこそ、聴いてもらえたら嬉しいなって。

――ClariSならではの応援歌とも言えますね。

クララ:そうですね。ClariSの歌で「頑張れ」と直接的に言うことはほとんどないんです。歌を通して「自分のペースでゆっくりでも良いんだよ」「一歩でも前に進めたら良いんだよ」って伝えているのが、ClariSらしさなのかなと思っています。ClariSらしい応援歌の新作ができたのかなと思っています。

――特に〈大丈夫 ゆっくり踏み出せるよ〉という言葉に、とても優しい響きが込められているように感じました。

カレン:それはきっとお互いそう思っているところがあるんです。クララに「大丈夫」って言われると、私も「あ、大丈夫なんだな」って思えるし、きっと私が「大丈夫だよ」ってクララに言ったら、きっとクララにとっても自信になる。だからこそ、この〈大丈夫〉という言葉にも説得力が生まれるのかなって思っています。

――レコーディングはいかがでしたか?

クララ:いろいろなテンポが組み込まれていて、ClariSとしての新しいイメージを持つ曲だなと感じたんですが、同時にどこか懐かしい雰囲気もあって。長年ずっと聴いてきたようなメロディやサウンドにも感じられて、違和感なく身を任すことができる楽曲だと思います。サビはリズム感があって、歌詞も弾むような部分があるんですけれども、最近の楽曲と比べると、A・Bメロは言葉数も音数も少なくて、より歌詞の意味やメロディが入ってきて。そこが新鮮でもありましたし、どうやって歌ったら伝わるかなというのは、曲をいただいた時にとても考えました。それもワクワクする要素でしたね。歌詞の意味一つひとつが伝わるように歌いたいなと思っていました。

カレン:曲の中にはタイトルの〈アンダンテ〉の他にも〈スタッカート〉〈クレッシェンド〉など音楽用語がたくさん出てきます。抱いている想いがオシャレに表現されていて、クララが話していた通りどこか懐かしさもあって、すんなりと心に響きました。ただ、いざ歌ってみると意外と難しくって。

耳馴染みの良さから「心地いいな」と思うんですけれども、歌ったことのないテンポだったので、サビの〈Step by Step 君のリズム感じて〉というところも「今まで自分の体験したことのないリズムだ」と。これをどう落とし込んでいけば良いんだろう、と模索しながら練習をしました。リズムを大切にしている楽曲だからこそ、ちょっとでもズレてしまうと「アンダンテ」の良さが無くなってしまうので、完成するまでは苦戦したところもありました。でも、クララの歌を聴きながら歌うと、自然とペースが合っていって。クララの声に引っ張ってもらいました。

クララ:久しぶりに時間の掛かったレコーディングだったんです。シンプルだからこそ、一つひとつの音・言葉の重さがあって、ニュアンスやリズムなど、意識するところも。

カレン:この楽曲はホロにも言えるし、ロンレンスにも言える、お互いの感情を表したものになっているんですよね。だからどちらに寄せるかというよりも、『狼と香辛料』というアニメの世界観に寄り添ったものになっていて。だからこそ、言葉に対する表情を歌声で表現していくのが大変なところもありました。

クララ:表情をつけすぎるとリズムが崩れてしまったり、リズムを意識しすぎてしまうと言葉の意味が伝わらなくなってしまったり……。そういった細かな表現には久しぶりに苦戦しました。イメージの中ではすごく歌えていたんですけれども(笑)。実際に声を吹き込んでみると「ちょっと違うかも」という部分が生まれてきて、そこは挑戦と調整を繰り返していきました。

――アニメをご覧になっている方に、ぜひフルで聴いてもらいたいですね。

クララ:Dメロ(パート)もすごく良いメロディなので、ぜひフルで聴いてもらえたら嬉しいです。

カレン:アニメをご覧になっていく間にどんどんと歌詞の意味が深まっていくんじゃないかなって。ふたりの関係性に結びついてくるような言葉が散りばめられているので、ワクワクするような気持ちになるのはもちろん、「アンダンテ」という曲はアニメをすべて見終わったあとに完成する曲でもあるのかなと思っています。

――5月末からは久しぶりのツアー“ClariS SPRING TOUR 2024 ~Tinctura~”がはじまります。ツアーはふたりにとって旅のひとつだとは思うのですが、歌詞にかけて、おふたりで旅をしてみたい場所があれば教えてください。

クララ:ずっと旅行をしたいねって常に話していたんです。それこそ、コロナ禍に入ってしまって行けなかった海外旅行があって……。

カレン:デビュー10周年をお祝いして、今までのおつかれさまとこれからも頑張ろうねという意味で旅行を計画していたんです。

クララ:実はその時はフロリダのディズニーランドに行きたいね、って言ってたんです。叶わなかったので、今もいちばん行きたい場所です。国内でも、プライベートのツアーをしてみたいです(笑)。

カレン:したいよね! それと音楽的なところで言うと、やったことのないこと、新しいことにたくさん挑戦していきたいです。それが反映されたアルバム『Iris』(読み:イーリス)がツアー前にリリースされるので、そこでもいろいろな旅ができたんじゃないかなって思っています。

――では最後に『狼と香辛料』のファンの方に向けてメッセージをください。

クララ:『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』のエンディングテーマを担当させていただき、とても嬉しく思っています。今作はリメイクでありながらも、新しい要素が入った完全新作とのことで、私たちも楽しみにしています。また、ロレンス役の福山潤さんとホロ役の小清水亜美さんが続投っていうのがすごいなって。

私も以前の作品を拝見させていただき、ホロとロレンスの関係性にシンパシーを覚えたり、私もこんな旅をしてみたいなと憧れたり……視聴者としてホロとロレンスと旅をできることをすごく楽しみに思っています。

カレン:長年愛されてきた作品だからこそ、リメイクが実現したのだと思っています。そうした作品のエンディングテーマに、私たちを選んでくださり嬉しい気持ちでいっぱいです。ホロとロレンスのふたりはあたかも最初からそうだったかのように自然に距離が縮まっていくので、最初の出会いを忘れてしまいがちなんですけれども、それすらも自然に見えてしまうくらいに引き込まれてしまいます。その世界観が本当に大好きです。そうした作品を彩れる楽曲に仕上がったと思っているので、毎週のアニメ放送も、「アンダンテ」も楽しみにしていてもらいたいです。

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