Appearing at the event were Riho Yoshioka, who made her foreign film dubbing debut as the female commander Elita-1; Subaru Kimura, who played Megatron (D-16), the best friend of the young Optimus Prime (Orion Pax) and who later becomes his eternal rival; and Ryohei Kimura, who plays Bumblebee (B-127), a familiar character in the series.
In keeping with the theme of “The Beginning Story,” he shared his own “The Beginning Story” episodes with photos, and also unveiled a 2m+ life-size statue of “Transformers: One,” which also appears in the film. It was a fitting event to promote the “new dimension.”
This article provides the official report.
Date and time: Wednesday, September 11th
Venue: Image Studio 109 Yotsuya Studio Y-1 (1-16-3 Yotsuya, Shinjuku-ku, Tokyo 160-0004)
Speakers: Riho Yoshioka, Subaru Kimura, Ryohei Kimura
The action blockbuster “Transformers” series, with all seven films in the series, has been a huge hit worldwide. The long-awaited latest film, “Transformers: One,” will be released on Friday, September 20th. This new-dimensional, realistic CG movie was produced with cutting-edge video technology, and is highly polished with overwhelming visual beauty and immersiveness. The “Japanese dubbing cast statue appearance event” for this film was recently held. The voice actors for the Transformers, Riho Yoshioka, Subaru Kimura, and Ryohei Kimura, who were in perfect sync with each other in the trailer, made a long-awaited appearance.
First, Subaru Kimura, who voiced Megatron, the strongest Transformer driven by firm conviction and his own sense of justice, cheerfully greeted the audience, saying, “Finally, the day has come when I can tell you about this movie! I’ve been looking forward to it for a long time. This movie is amazing, it’s on a new dimension, it’s different, it’s amazing! Today, I want to tell you all about the charm of this movie.” Next, Riho Yoshioka, who voiced Elita-1, a noble, energetic, and highly skilled female warrior, said, “I saw this movie a little early, but I really want everyone to see it soon! I’m already spreading the word to people close to me (laughs). When it’s released, I want everyone to enjoy the whole movie, regardless of the scenes with Elita in it!” Lastly, Ryohei Kimura, who voiced Bumblebee, a cheerful mood-maker in the team whose speciality is chatting, said, “This movie will make you think that there was a special time like this that even Transformers fans don’t know about. I also hope that you’ll be surprised and think, ‘Oh, Bee is talking a lot!'”
As the story of the beginning of the series so far, this work is set on the never-before-seen world of the Transformers, Cybertron, and reveals the origins and secrets of transformation. Subaru Kimura, who played Megatron, was asked about his thoughts and feelings when he was decided to participate in the Transformers series.
“I had been watching the Transformers series one-sidedly, so I was very happy when I received the offer. So I asked, “Am I finally going to be in it? What kind of role is it?” and he said it was Megatron. I thought, “No, no, that’s wrong!”
Subaru Kimura wholeheartedly rejected Ryohei Kimura’s interruption, “Does that mean you don’t like it? (laughs),” and then said with emotion, “No, no! Megatron is the greatest enemy of the Transformers series, so I thought, what’s going on?! But when I read the script it made sense. This is the story before Optimus Prime and Megatron became enemies. It was a really heart-warming development.”
吉岡里帆は洋画作品の吹替は初挑戦で、かつそれが世界中にファンをもつ「トランスフォーマーシリーズ」に出演が決まったときの心境を振り返る。「アニメーションの声優は何度かやらせてもらったのですが、こういったハリウッドの大作での吹替は初めて。なので、オファーをいただいたときは色んな意味で震えました……。これは特訓しないといけないと。収録前は武者震いしました」
木村良平は今作でもバンブルビー役を続投。過去の実写シリーズでは声を失った喋らないキャラクターであるが、今回は「おしゃべりなバンブルビー」ということで、今までとは少し違う印象に。役柄の変化について「予告編を見た方はわかると思うんですが、今回めちゃくちゃ喋ってます。原作アニメなどでは喋る時が多いので、映画でちょっとでも喋ってくれるだけで嬉しい。あまりのセリフ量に収録終わった時には汗だくでした!」と、いつもよりも熱の入り用が段違いであったことを伺わせた。
今作は最新鋭の映像技術によって誰も知らなかった「トランスフォームの秘密」に迫った、はじまりの物語を描く。 “新次元のリアルCGムービー”ということで、自分が映画の世界にいるような没入感、誰も見たことのないサイバトロン星の美しさを表した映像美など、映画館で見るべき要素がてんこ盛りだが、吉岡里帆が最初に本編の映像をみて感じた部分については「正直、こんな次元にきてるの?と驚きました。ロボットの質感だとか。個人的には特に「錆の感じ」がリアルで燃えました。今回、「労働者ロボット」がでてくるのですが、その働いているロボットの質感が繊細でビックリしました。あと、キャラクターの表情も細やかで、その表現力もスゴイなと」と述べ、木村昴、木村良平どちらも深く頷いていた。
今作では初めてのトランスフォームに戸惑い、上手く変形出来ない、オプティマスたちの様子もお茶目に描かれる。バンブルビーを中心に繰り広げられるトランスフォーマーたち4人の掛け合いの魅力について、木村良平は「吹替は、完成した状態の映像に声を当てているので小気味良いテンポ感が上手く、吹替でも表現できればいいなと思っていました。昴や中村悠一とは、何度も共演していますが、吉岡さんは、はじめてだったので掛け合いでどういう風にこられるのかなと。……それがもう、めちゃくちゃ上手でした!映画の吹替とかはよく見られるんですか?」と吉岡の演技を賞賛しつつ、質問。
吉岡は「吹き替えで見るのは大好きで。ただ、今回お仕事で依頼いただいてるので、ただ好きで観るというより、こうやって発声されるんだとか、改めて勉強し直すじゃないですけど、 結構いろんな吹き替えを参考に見させていただいて、ずっと“吹き替え漬け”みたいな。オファーが来てからずっと吹き替えを勉強していました」と笑顔を見せる。
収録前の段階から入念な準備をしていた吉岡に対して「吹き替えは初めてっていう方の感じじゃなかったです。本当に吹き替え感があるお芝居で、めちゃくちゃ吹替が好きなんだなと」と木村良平が改めて吉岡の演技を絶賛し、これには思わず吉岡も「家帰ったら泣きます……!(笑)。音響監督がギャグシーンを大事にしていて、そこに一番時間をかけていた。収録中はもっとふざけて、もっと面白くしていいよと助言され、声をあてました」と、キャラの掛け合いは入念な準備と細やかな調整の末に生まれたものだと答えた。木村昴も吉岡を絶賛し「録音スタッフの皆さんも『めちゃくちゃ上手い!』と口を揃えておっしゃってましたし『期待してもらっていいよ、すごいから』って音響監督からも聞いてました!」と称えた。
木村昴は本作でメガトロンの吹替を務めているが、劇中の中で変化していく心情など表現するうえで気を付けたり、工夫された点について聞かれると「まず二人が大親友で、仲が良いところから始まる……これまで、宿敵から始まっていたからこれは新鮮だなと。だから、まずは二人が気心しれた仲間というのを意識しましたね。真新しい、誰もみたことがない雰囲気をだしたいなと思って、オリジナルの音声を聞きながら、でも引っ張られ過ぎないように新しいメガトロン像を出すようにしました」と回答。長い歴史を持つキャラクターに新しい息吹を込めたいという気持ちをのぞかせる。
ここで登壇者にも自身のはじまり“原点”や“ターニングポイント”について聞くコーナーを設けることに。まず初めに吉岡にとっての“原点”や“ターニングポイント”について聞かれると、とある一枚の写真がスクリーンに映し出された。 幼少期の吉岡と祖父がとある場所で遊んでいる写真だ。
「映画の撮影所です。私がこの業界にはいるきっかけになった場所。セットをみて、なんて素敵な場所なんだと。映画の世界に踏み込ませてくれたということでターニングポイントです」と女優の道へと至る“起源”を回顧した。
つづいて、木村昴が出した写真は水槽。「これはほんの数カ月前。実はメダカを買い始めまして……めちゃかわいいんです。お家時間がもっと充実したらなと思って、メダカを買い始めたんですが、最近は家に帰ってからずーっと水槽の前にいます(笑)。そうしている内に段々と僕もメダカも進化してきてます。進化という意味でターニングポイントです」と意外過ぎる最新マイブームを明かした。
最後に木村良平は、建物の画像をスクリーンに映す。「これは、僕が所属する、もう実家と言ってもいいくらいの事務所、劇団ひまわりです。原点ですね。本当は、吉岡さんに負けないぐらい、自分の可愛い頃の写真を用意したかったんですが(笑)。すごい可愛い写真あるはずなんだけど、親に聞いても出てこなかった(笑)」と述べ、笑いを誘った。
それぞれのターニングポイントを語り合ったあとで、ここでスタチューがお披露目される。劇中でのオプティマスプライムのセリフ「トランスフォーム、出動!」の掛け声とともに、スタチューを展開するところだったのだが……木村昴がこのセリフを口にするも、スタジオ内は何も起こらず。エリータがこのシーンで発するセリフと同様、「大声で!」と吉岡にダメ出しをされ、木村昴が大きな掛け声を発するとオプティマスプライム、メガトロン、エリータ₋1、バンブルビーのスタチューが堂々登場!迫力に満ちた威風堂々たる佇まいに登壇者一同感嘆の声を上げた。
ド迫力のスタチューお披露目後、名残惜しくも時間が迫り最後の挨拶へ。まずは木村良平が「新作ということで、いままで描かれなかった部分、オプティマスプライムとメガトロン 二人が仲良くしているところから観られる新鮮な作品。全くトランスフォーマーを知らなくても、この4人の冒険がどうなってくいくのか存分に楽しめる作品です!」
続いて木村昴が「オプティマスプライムとメガトロンの友情が何をきっかけに崩れていくのか、そこにはどんな感情があるのか。ファンの方だけでなく、シリーズを初めて観る方も満足してくれるような作品です。これを機にトランスフォーマーの世界に興味をもってみてほしいです!」
吉岡里帆が「トランスフォーマー40周年という記念すべき年に生まれたリアルCGだからこそ描けた、映像美にびっくりするのではないでしょうか。そしてオプティマスプライムとメガトロンが親友であったというこんな熱いストーリー、ほかにないと思います!台本を読んだ時点で、私は熱いものがこみ上げてきました。あとバンブルビーが喋るところも必見です!こんな、頼りになりすぎるチームに参加できたことはとても光栄でした。9月20日(金)の映画公開、楽しみにしていただきたいです」と述べ、この物語へのアツイ思いを込めた最後の挨拶をもって、イベントを締めくくった。
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