The official interview with Yuna Nemoto, who plays Shiho Izumi, has been released.
──I heard that this is your first interview, Mr. Nemoto.
Yuna Nemoto (hereinafter referred to as Nemoto): That’s right! I’m really nervous right now…
──You have played a variety of roles in your career, right?
Nemoto: Yes. However, this is the first time I’ve had a main character who speaks so much, so I’m learning every time. This was my first time not only dubbing, but also signing autographs for gift scripts and appearing at events like “Anime Japan,” so it was a very valuable experience for me.
──That’s right. So, can you tell me how you felt when you learned about the work “Whispering Love?”
Nemoto: When I first read it, I was drawn to the beautiful illustrations. The delicate drawings conveyed the overall texture of the work and the cuteness of the characters, and I remember thinking that I too wanted to appear in this work and that I definitely wanted to be accepted.
──Did you accept Shiho from the beginning at the audition?
Nemoto: Yes, Shiho was the only one who accepted it. She went to the karaoke box and practiced a lot, so when she passed, she was relieved that all her efforts were not in vain.
──What was important to you when playing Shiho?
Nemoto: One of the lines in the audition draft was the last line of episode 6. It’s a line that declares war on Yoi, saying, “You still have a long way to go.” Even when we first meet him, I think he’s very strong-willed, and I think that’s his strong personality, so I played him with a strong will in mind.
──What was your impression of Shiho?
Nemoto: When I first read the original story, I thought she was a clumsy, clumsy child, but when I learned that there was a reason for her strong will, I started to understand how she felt. Now I want to speak for them.
The reason why he seems so strong is because his feelings for Kyo-chan, SSGIRLS, and Aki have piled up, making him single-minded and working too hard. Although he could have acted better, the mixture of childishness and seriousness of adolescence made him act clumsy. I thought that was also Shiho’s charm, so she wanted to convey that charm to her somehow.
──Shiho is a very stoic child, isn’t she?
Nemoto: It’s difficult even for adults, but I don’t think there are many high school students who can push themselves that hard. When I was in high school, I couldn’t help but look back at myself and wonder if I was living that hard. I was a high school student just eating and playing (lol).
──(laughs). From the moment Shiho first appeared on the scene, I could sense her strong commitment to music.
Nemoto: I have a strong feeling that I am the best, and I think some people may find it scary. But I thought it was cool to have such strong beliefs.
──In episode 5, where you first appeared, you looked down on SSGIRLS and called them “just for fun.”
Nemoto: When I read the script for episode 5 for the first time, I was surprised at how amazing the ending was! (Laughs) Of course, I know the later versions of Shiho, so I understand its appeal, but I was worried about how people would react when they saw it in anime for the first time. In episode 6, which I mentioned earlier, when he confronts Yoi, I think people will think, “What the heck is this kid?!” I wanted to say that she wasn’t like that, but she’s a girl whose charm increases with each episode, so at that point I didn’t think about trying to make her look like a nice girl, and instead tried to say something strong to her. I acted with my thoughts in mind.
──Did you remember anything important when saying strong words?
Nemoto: I made him have strong feelings of hatred and condescension. Shiho has a kind of love/hate relationship with SSGIRLS, so I made a note in the script saying “I hate her” (lol). I realized how strong my feelings were.
──音響監督から何かディレクションはありましたか?
根本:志帆は後半のキーパーソンとして物語を動かしていくので、「とにかくみんなをかき回してください」と、アドバイスをいただきました。そういった心構えのほかに、「志帆はセリフの一つ一つが次の物語の展開に影響していくので、それを見据えて表情づけをしてほしい」と。シーンごとに音響監督さんから熱い指導をいただきました。
──志帆はかなり気を張り詰める必要がある役どころなんですね。
根本:アフレコ中は、ずっと気を張りつめていました。例えば、亜季に突っかかるようなシーンは、最初はやみくもに感情をぶつけるお芝居をしていたんです。でも、「志帆はもっとお腹の底から感情を出してほしい」とディレクションをいただいて。確かにただ言葉をぶつけるだけでは心の奥底にある感情が伝わらないなと思い、セリフを噛みしめながら、腹筋を使って感情を出すようにしました。
──お腹から声を出すイメージ?
根本:そうですね。お腹にグッと力を込めて、声を振り絞るイメージです。アフレコのあとは、毎回汗だくになっていました(笑)。
──それが志帆の感情の重さに繋がるんですね。
根本:志帆のシーンはいつも重かったので、依とひまりのイチャイチャを見るのが私の唯一の幸せでした。ひまりの「依先輩!」がかわいくて、幸せそうでいいなって。
──ただ志帆というフィルターを通すと…。
根本:幸せそうにしやがって…となるのですが(笑)、でも私個人としては心が軽くなるような希望を感じました。
──志帆はひまりのことをとても気に入っていますよね。
根本:ひまりは純粋な思いで行動してくれるからこそ志帆も心を開くというか、どこかひまりに甘いところがあるんです。原作を読んだときにも、志帆の不器用なところを照らし、導いてくれるのがひまりなんだなと感じました。キョウのことを話せたのも、ひまりがまっすぐだから。彼女がいてくれて本当によかったです。
──志帆にあそこまで食い下がったのは、ひまりが初めてだとも話していましたね。
根本:そうなんです。ひまりに自分の過去を話せたことで、志帆としても心がほぐれたんじゃないかなと思いますし、ようやくローレライ以外の人にも心を許せるようになったのかなと嬉しくなりました。
──第7、8話では、志帆がバイオリンを諦め、ギターを始めたものの軽音部では孤立、亜季に誘われてSSGIRLSを結成したという過去が明らかになりました。
根本:軽音部で孤立したときに声を掛けてくれたのが亜季ということで、亜季は志帆にとっての救いだったんです。きっとそんな彼女に惹かれ、一緒にバンドをするのは楽しかったんだろうなと思います。でも、亜季が唯一の救いだったはずなのに、どうしてかSSGIRLSを脱退してしまう。第7話の脱退を告げるシーンは、完全に拒絶するような言い方だったので私も胸が苦しかったです。
──亜季役の小松未可子さんとの掛け合いはいかがでしたか?
根本:小松さんはマイク前に立ったときの息づかいがすでに亜季なんです。呼吸の置き方一つから亜季の存在を感じさせるお芝居をされていて、その勢いに乗せられ、自然と志帆の感情を引き出されました。例えば、第8話の「ほんとに依に突っかかるよね」という亜季のセリフがそうです。亜季なら絶対こういう言い方をする、目の前にいるのは亜季だと気持ちが一瞬で切り替わって、「亜季は何もわかってない」という志帆の感情が自然と生まれました。
──小松さんに導かれるようなところもあったと。
根本:導いていただいたというのは毎回感じていました。本当に「何もわかっていない亜季」「困惑する亜季」を演じられるのがお上手で、志帆としてたくさん刺激を受けました。
──ここまで志帆を演じられて、特に印象に残っているシーンやセリフを教えてください。
根本:「バイオリンは私の一番だったけど、バイオリンの一番はあたしじゃない」というセリフです。志帆は努力家で才能もあるのに、圧倒的な実力者を前にして自分の救いや光を失い、結局「自分には何もない」と思い込んでしまったんです。それが見ていてつらかったですし、私が「努力できるだけで偉いんだよ!」って伝えてあげたいと思いました。
──ちなみに、アフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?
根本:とっても温かい現場でした。私がリテイクになったときは、小松さんが一緒に録り直してくださったんです。亜季のセリフがあったほうがセリフを受けやすいからって。本当にありがたかったです。依役の瀬戸(麻沙美)さんも、私が台本を見てどうしようか悩んでいたときに、「こうしたらいいんじゃない」とアドバイスをくださって。音響監督さんとキャストの皆さんに大きく成長させていただきました。
──では、「高校時代によく聴いていた音楽」を教えていただけますか?
根本:当時流行っていたボカロ曲やGReeeeNさんの曲を聴いていました。青春を感じられる曲が多くて、みんなとよくカラオケで歌った思い出があります。あとは、K-POPも好きで同級生と一緒によく踊っていました。
──いろいろな音楽を聴いていたんですね。
根本:音楽はとても身近なもので、確かにジャンルを問わずいろいろと聴いていました。歌うのも好きで、プライベートではよくカラオケにもいきます。最近はもっと歌を頑張りたいなと思って、ボイトレにも通うようになりました。
──最近、何か“ひとめぼれ”した人やものはありますか?
根本:Instagramにお子さんのストーリーをアップしているお母さんのアカウントが結構あるんです。目がくりくりした小っちゃい子の動画をたまたま見つけて、その子に“ひとめぼれ”しちゃいました。ただ朝ご飯を食べるとか、お母さんと一緒に遊ぶという動画なのですが、あまりにかわいくて泣きそうになるんです。少し前までは喋れなかったのに喋れるようになっていたり、どんどん体が大きくなっていたりと、成長が見られるのも楽しいです。
──では最後に、第9話以降の見どころや根本さんご自身が期待しているポイントを教えていただけますでしょうか。
根本:志帆と仲直りがしたい亜季と、亜季と仲良くするつもりのない志帆の関係がさらにクローズアップされ、志帆と亜季の確執の理由がどんどん明るみに出てきます。まだまだ盛り上がっていくので、最後まで志帆たちのことを見守ってください。
■放送
4月13日 (土)より放送開始!
テレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠:4月13日 (土)より 毎週土曜深夜 1:30~
BS朝日:4月14日(日)より毎週日曜 23:00~
AT-X:4月18日 (木)より毎週木曜 21:30~
※リピート放送:毎週月曜 9:30~/毎週水曜 15:30~
■配信
●月額見放題サービス
4月13日(土)より毎週土曜25:30以降、順次配信開始予定
ABEMA 独占配信
●個別課金サービス
4月13日(土)より毎週土曜26:00以降、順次配信開始予定
バンダイチャンネル/dアニメストア/DMM TV/FOD/HAPPY!動画/Huluストア/J:COM STREAM/Lemino/milplus/Prime Video/TELASA/U-NEXT
4月20日(土)より毎週土曜26:00以降、順次配信開始予定
TVer
高校入学初日、新入生歓迎会でのバンド「SSGIRLS」の演奏を見た新入生の木野ひまりは、ギターボーカルを務めていた朝凪依に憧れ、彼女に“ひとめぼれ”をする。
その気持ちを伝えられた依は、ひまりに“ひとめぼれ”という名の恋心を抱くことに。
憧れと恋心。
同じ好き”でも異なる気持ち。
すれ違うふたりの関係に、バンドメンバーの想いも絡み合い…。
ふたりの“ひとめぼれ”は、やがて鮮やかな青春を奏で始める
原作:竹嶋えく(コミック百合姫/一迅社刊)
監督:真野玲
シリーズ構成:内田裕基
キャラクターデザイン:吉田南
サブキャラクター・衣装デザイン:應地隆之介
プロップデザイン:永木歩実、川久保美冴
色彩設計:古市裕一
美術設定:伊良波理沙
美術ボード:張恒碩
美術監督:桒嶋壮志
CG監督:江田恵一
撮影監督:喜多隆宏
オフライン編集:神宮司由美
音響監督:郷文裕貴、中谷希美
音楽:佐々木裕、前口ワタル
アーティスト:笹倉かな(朝凪依)、水上スイ(泉志帆)
アニメーション制作:横浜アニメーションラボ&クラウドハーツ
製作:ささやくように恋を唄う製作委員会
OPテーマ:SSGIRLS(歌:笹倉かな)「Follow your arrows」
EDテーマ:木野ひまり(CV.嶋野花)「ギフティ」
木野ひまり:嶋野花
朝凪依:瀬戸麻沙美
水口亜季:小松未可子
筒井真理:小原好美
橘香織:加隈亜衣
泉志帆:根本優奈
里宮百々花:上田麗奈
天沢始:安済知佳
水口未希:古賀葵
公式サイト
公式X(@sasakoi_anime)
公式TikTok
原作:ささやくように恋を唄う
著:竹嶋えく
「コミック百合姫」(一迅社刊)で連載中
原作コミックス第1~第9巻 好評発売中
第9巻(通常版・特装版)が発売!
特装版は竹嶋えく先生描き下ろし漫画26Pを収録した小冊子つき!
累計発行部数50万部突破!(電子書籍含む))
(C)竹嶋えく/一迅社
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