This is a youth romance drama set in the film production club of a boys’ school. Shion Yoshino, a high school freshman who joined the film club, is a romantic who dreams of love. Soon after joining the club, he clashes with Rei Inaba, a third-year senior, and they unexpectedly start dating.
In this article, we will summarize Shion’s profile, her charms, her relationship with Rei, and more. Be sure to immerse yourself in the love story spun by third-year Rei and first-year Shion, both in the original manga and the anime.
*This article contains some spoilers for the “Twilight Outfocus” series.
Profile:
Birthday: March 28th
Star sign: Aries
Year: 1st year of high school
Height: 164cm
Club activities: Film production club Hoping to join the film crew
She lives in Room 013 of the Hiiragi Dormitory at Midorigaoka High School. She is a romantic who dreams of a love story like in a shojo manga, and her hobby is writing poetry. She is cheerful and strong-willed, but in reality she is a serious and hardworking girl.
Shion, a new member of the film club, enrolls in Midorigaoka High School, an all-boys school, to fulfill her dream of finding a cool boyfriend in high school. She decides to join a club to increase her chances of meeting someone.
In fact, even before joining the film club, Shion belonged to several clubs in order to find a boyfriend, and she showed a high level of talent that was hard to imagine given her cute appearance.
She first joined the ice hockey club, where she was said to be a once-in-a-decade talent, but she quit the club because the romance she had been longing for never came! She then joined the baseball and track and field clubs, where she showed great ability, but she also quit because she never found love.
The seasons have passed and autumn is now in full swing. I’ve gained strength and muscle, but I haven’t seen any results…!? Will Shion’s wish to have a boyfriend by Christmas come true?
Shion wants a boyfriend who is cool, smart, kind, sexy, and a little mean. She decides to join the film club and declares to the members that she joined because she wanted a boyfriend.
Then, the two of them clash when former vice-president Inaba Rei, who has stayed on even after her retirement, tells her, “You’d better quit the film club because you’ll never get a boyfriend if you join.” Shion, who is straightforward with her own feelings, shows her strong will without flinching.
「可能性がゼロじゃないなら僕は確かめたい やってみなくちゃ分かんないから」(コミックス『宵々モノローグ』take1より引用)
詩音は映画部で案外うまくやっていると言われるも、同学年の部員には避けられているし、運動部では才能があるとちやほやされたけど今は雑用以外役立っていない。みんなが遠巻きにしているのもしんどくて、全然うまくやれていない上に礼に言われたことを思い出して音楽室で涙を流していました。
明るくて強気、元気なイメージの詩音ですが、ポジティブに突き進む心の奥底にある不安も同時に見えてきます。
中学1年の時から書いていた日記。少女漫画の影響で次第にポエムになり、詩音は自分の中にある弱さや後ろ向きな部分を知っていきました。詩音が詩をしたためているノートは他人には見せられない秘密の自分。ここに本当の自分を閉じ込めているのだといいます。
こんなとき漫画の中なら「どうしたの?大丈夫?」って王子様が現れるのに。そう考えながら音楽室で泣いていると、ちょうどそこへ礼の姿が。
映画のことは分からないけど自分なりに真面目に頑張っているし、不純な動機で始める人にムカつくのも理解しているという詩音。上手くいかないことが重なって礼に思い切り感情をぶつけていました。
すると礼はどうすれば泣き止んでくれるのか尋ね、なんと詩音が言った理想通りに優しく頭を撫でて「もう泣くな」と言い、そして最後にキスを授けます。驚いた詩音は本当に泣き止んだわけですが、さらに驚くことに「そんなに彼氏欲しいなら俺と付き合ってみる?」と提案された詩音。しかし好みじゃないし第一印象も最悪……だと思っていたのに、よく見たら顔が良い! これは大勝利!
あまりにも顔が良いので付き合うことをOKした詩音。ついに念願の彼氏ができて、しかも年上で有名(らしい)、スゴイ(らしい)相手とあって最高の気分に酔いしれています。しかし、このときの詩音はまだ、恋人となった礼がどんな人なのかよく知らずにいたのです。
礼と付き合い始めた詩音ですが、蓋を開けてみるとメールの返信はこないし全然会えなくて不満が募ります。
映画部3年生たちに礼と付き合っていることを公表すると、先輩たちの反応はなんとも言えないものでした。みんな揃って微妙な表情を見せ、別れた方がいいと詩音に忠告します。
その後、礼が「どクズ」であると理解した詩音ですが、顔は良いしまだ友達に自慢していない、これを逃したらいつ彼氏ができるか分からないと考えて「保留」のつもりで別れないと宣言! そんなわけで3年生たちが礼を説得してくれて、逢瀬の時間が確保できるようになります。
◆礼&詩音 2人のすこやか交際プラン(企画者:菊地原仁)
1朝は一緒に登校しよう!
2お昼ごはんは一緒に食べよう‼︎
3会いたい時に会おう‼︎!
彼氏をつくるというそもそもの目的を果たした詩音。となると、言ってみれば部活を続ける意味はないようにも思えますが、まだ映画を一本も撮っていません。同学年の部員と馴染める気がしないとはいえ、ひとつも完成させないで抜けるのは詩音的に嫌なのです。
1年生とは上手くいっていないけど2年生が優しいのは救いでもあり、詩音は映画部で迷いがありながらも徐々に映画の魅力に触れていくことに。
真面目で一生懸命な頑張り屋の詩音。映画にも全力で打ち込んでおり、落ち込むこともありながら、みんなで一緒につくり上げていく映画の素晴らしさを体験していきます。
礼とは意外にも結構普通に喋れたり一緒に過ごす時間も増えたりと、彼氏がいる喜びに浸る詩音。しかし理想の高校生活に手が届きそうに見えて、礼は自分のことを好きでもなんでもなくて、距離感もまだまだなんだという現実を思い知らされていきます。
ところが、詩音の知らないところで礼の気持ちは確実に変化しており、いつしか真面目でひたむきな詩音に惹かれていくように。詩音と一緒にいると楽しいのだそうです。
相手を知るほどに愛が深まっていく礼と詩音。心を通わせたあとのふたりの関係もとても素敵で、好きな人のために頑張ったり何かしてあげたいと思ったり。お互いに影響し合って前へと上へと進んでいこうとする姿も見られます。
九条桐斗は映画部1年生。現実主義のビジュアル系で、詩音のルームメイトであり友人。詩音に同性の友達ができたのは初めてで、映画部に誘ってくれたのも桐斗です。
詩音は、部員が映っている文化祭の映像を桐斗に観せてもらったのをきっかけにイケメンパラダイスな映画部への入部を決めました。一方、映画部に所属している桐斗ですが、何故か普段映画を観ている様子はなくて、いつもギターの練習をしたりバンドのMVを観たりしています。
ある日、2年生市川組が以前撮ったMVの続編を撮ることになり、今回は1年生からも撮影班にサポートとして数名入れるらしいとの話が。すると桐斗が部長の市川義一のもとへ向かい、どうしても今度の撮影を側で見たい、勉強したいと懇願。
実はバンドのMVを撮りたくて映画部に入部した桐斗。中学の時からつくっていたオリジナルのMVを部長に見せて必死にアピールし始め、もの凄い意気込みを見せていました。
桐斗はちゃんと撮りたいものがあって映画部にいたことを知る詩音。自分とは全然違うと思い知らされるのですが、撮影班のサポートとして選ばれていたのは桐斗ではなく詩音だったのです。
こんなとき、どうするのが正解なのか。代わってもいいとポロっと口にしてしまった詩音に対して、桐斗は厳しい言葉を返します。
桐斗が詩音を映画部に誘ったのは一緒にいると楽しいのもあるけど、なんだかんだ真面目にやるのを知っていたから。先輩たちが詩音を抜擢したのは高い能力を買ってのことで、一生懸命やっているのを見ているのだと桐斗は理解しています。
詩音と桐斗、ふたりの関係が一度は微妙な雰囲気になってしまうのですが、ここから詩音がどう動いていくのかも見どころ。あまり関係が上手くいっていなかった同学年の部員に詩音自ら歩み寄る姿も見られます。
また、MVの撮影見学を懇願していた桐斗のことをもちろん2年生たちが無視することはありません。桐斗の意思を受け取った市川部長の指示も格好良すぎですのでお見逃しなく!
稲葉 礼×吉乃詩音の恋模様は、『黄昏アウトフォーカス』シリーズ4作目となる『宵々モノローグ』で描かれています。高校の映画部を舞台に描かれる3組目のカップルの物語。礼と詩音の青春ラブストーリーを堪能できる一方で、真央&寿、仁&義一の姿が見られるのも楽しみのひとつ。
真央が先輩らしく頼もしく見えたり、後輩である詩音に対する可愛がり方が独特だったりと微笑ましく、MV撮影で主演として登場する寿のオーラも格好良くて痺れます。また、礼にとって信頼のおける仁の存在の大きさや新部長として貫禄を見せる義一など見どころ満載です。
〈作品情報〉
著者:じゃのめ
出版社:講談社
雑誌・レーベル:ハニーミルク
発売日:2021年6月15日
ドラマCDとアニメで吉乃詩音を演じるのは声優の斉藤壮馬(さいとう そうま)さん。4月22日生まれ、山梨県甲府市出身。『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』緋村剣心役をはじめ、『ヒプノシスマイク』の夢野幻太郎役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。
男子校の映画部を舞台に交差する、きらきら眩しい三組三様の青春恋愛譚(ラブストーリー)。
不良で一匹狼の寿と、映画部で寿を撮影することになった真央。寮で同室の二人が交わした「約束」が、やがて二人を甘く縛りつけて――。
映画部部長で人気者の仁と、仁に対抗心を燃やす後輩の義一。ぶつかりながらも、やがて二人は惹かれ合い――。
無口で不愛想だが信頼の厚い副部長の礼と、季節外れの新入部員・詩音。
不意のキスから、二人の「お付き合い」が始まって――。
原作:じゃのめ『黄昏アウトフォーカス』『残像スローモーション』『黄昏アウトフォーカスoverlap』『宵々モノローグ』(講談社「ハニーミルク」所載)
監督:渡部穏寛
シリーズ構成:成田良美
キャラクターデザイン:菊地洋子
美術監督:山梨絵里
色彩設計:安住唯
撮影監督:越山麻彦
編集:小池祐樹
音響監督:矢野さとし
音響効果:奥田維城 牛黒希美
音響制作:Ai Addiction
音楽:宝野聡史 中野香梨
音楽制作:AQUA ARIS
アニメーション制作:スタジオディーン
主題歌 OP:「クランクアップ」山崎育三郎
ED:「Unchain×Unchain」Amber’s
土屋真央:松岡禎丞
大友寿:内田雄馬
菊地原仁:古川慎
市川義一:中澤まさとも
稲葉礼:江口拓也
吉乃詩音:斉藤壮馬
加賀利ルナ:市川蒼
加賀利テル:柳晃平
本條雪孝:大塚剛央
千秋 実:佐藤元
土谷功緒:田所陽向
ルディ:内匠靖明
九条桐斗:伊東健人
(C)じゃのめ・講談社/「黄昏アウトフォーカス」製作委員会
『黄昏アウトフォーカス』公式サイト
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