This is a youthful love drama set in the film production club of a boys’ school. Ichikawa Yoshikazu, the director of the second-year high school students, is passionate about film and is rivalrous towards Kikuchihara Jin, the third-year high school director and club president.
In this article, we will introduce Yoshikazu’s profile, his charms, and his relationship with Jin. We will also look at an unexpected side of Yoshikazu that was not seen in the first film in the series, and his thoughts on the films that Jin makes.
*This article contains some spoilers for the “Twilight Outfocus” series.
Profile:
Birthday: September 15th
Star sign: Virgo
Year: 2nd year of high school
Height: 179cm
Club activities: Film production club Director, scriptwriter, editor
He is a self-proclaimed movie buff who serves as the director, scriptwriter, and editor for the second-year students. Although he is a capable director, he has a somewhat troublesome personality when it comes to movies, and he is very competitive with the third-year students. He is currently hooked on BL manga, having read it and been fascinated by its preciousness. He has one younger sister who is a fujoshi.
Yoshikazu, who is the director of the second-year students in the film club, has a stronger passion and commitment to film than most people. He is self-confident, easily depressed, and strict with himself and others.
He works hard every day on making the film with his team members, including cinematographer Mao Tsuchiya, and since Mao and the others know Yoshikazu well, they seem to be used to his sudden negative outbursts.
The Ichikawa team decides to shoot a BL-themed film called “You and the Seasons, etc…” for the school festival competition. Yoshikazu is in charge of the script, and asks Mao’s roommate, Otomo Hisashi, to star. While filming, Yoshikazu is burning with an extraordinary rivalry with the third-year students in the film club.
Although Yoshikazu has many comical scenes, his films have a delicate style. It is very cool to see him taking his film seriously and taking it seriously.
Yoshikazu’s thoughts on film and his passion to make something good are also expressed in his words to the members of the club who will be making the film with him, and it’s also worth paying attention to what Yoshikazu said about making a love film. He says that although they don’t know love yet, this is something “for the future.”
“When we grow up and get married, maybe same-sex marriage will become the norm in the world. We may find someone special, or we may not. Whatever happens, I want us to remember it long after we’ve grown up and become high school seniors, thinking about love and romance and stuff like that, even though it’s embarrassing, we thought about it seriously and made it into a movie.” (Quote from “Twilight Out of Focus” take 1)
◆Main people in charge of the Ichikawa Group’s film department
Mao Tsuchiya: Camera person
Luna Kagari: Assistant director
Teru Kagari: Record keeper
義一と真央の出会いは中学放送部の大会のとき。真央のカメラのセンスに光るものを感じて、映画を一緒に撮らないかと誘ったのが始まり。真央と義一の出会いのエピソードは、コミック『黄昏アウトフォーカス long take 1』で描かれています。
ライバル関係のような3年の菊地原組と2年の市川組ですが、実際のところ対立しているのは監督同士で、厳密に言うとやたらと突っかかっているのは義一の方です。
思ったことをハッキリとそのまま口にする性格の義一は、仁と真っ向から衝突することも。新学期早々に新入部員の勧誘動画をめぐって対立した仁と義一は、意図せず勢い余ってキスをしてしまうというハプニングがありました。
そんななか、義一は一緒に暮らしている祖父が秋まで入院することになったため短期で寮に入ることになり、なんと天敵とも言える仁とルームメイトになったのです。
寮の部屋でも対立するのかと思いきや、意外にも仁と義一の関係は平穏です。仁は親切に話しかけてくれて、驚くことに義一もまた素直に言葉を返すという良き関係に。
ふたりの距離をグッと縮めたのは、義一がハマっているというBL漫画。義一がBL漫画を読んでいると仁も読みたいと言い出したので、あれこれ吟味して最初の一冊を選定。BLの話に熱が入る義一に、仁はこうやって喋れて楽しいと話し、ほどなくして仁は義一への恋心を自覚することになります。
好きなことに夢中でお喋りが止まらなかったり、照れて顔を赤らめるなど意外な反応を見せる義一は可愛くてとても魅力的です。
嫌われてると思っていたと言う仁に対して義一は「嫌っていない」と返して意味が分からないといった反応をしている場面があります。それならば部活のときに鬼の形相で睨んだりしているのは何故なのかというと、「仁の映画がくそ」だからだそうです。
仁の脚本の初稿はとてもいいのに、2稿3稿と重ねるごとにダメになっていく。それは部員のあれもしたいこれもしたいという要求を全部詰め込むから。
仁は周りを気にしてばかりで自分を出せていないけれど、ナイーブでロマンチックで優しい人。良い映画を撮れる人なのだと、義一は仁を評価して認めているのです。
一緒に生活しなかったら知らなかったこともあるし、義一の色んな顔を見ることができて嬉しい。仁は自身の恋心を義一に正直に伝え、その後も隙あらば口説いていくスタイルで、振り向いてもらえるよう直球でアピールをしています。
義一もまた戸惑いながらも答えを出そうとしているのですが、仁と映画の話もしたいのに仁が映画の話を避けようとするので納得がいかない様子。
ちなみにBL愛好家としては攻めでも受けでもなく壁になりたいといった発言もしている義一ですが、告白された義一が想像する仁とのカップリングも非常に興味深いものです。己の属性を「メガネ」関連で分析しているのも面白くて注目したいポイント。後に、仁に関しては「ヘタレ攻め」という解釈に至っています。
仁と義一の恋模様は、『黄昏アウトフォーカス』シリーズの2作目となるコミック『残像スローモーション』で描かれています。義一はシリーズ1作目からガッツリ登場していますので、ぜひシリーズを通してお読みください。
さらに、2024年6月より『残像スローモーション』の新章が連載スタートしました。仁と義一をめぐる新たな物語の開幕をお見逃しなく!
『残像スローモーション』試し読み
『残像スローモーション』続編(ハニーミルク vol.83)試し読み
ドラマCDとアニメで市川義一を演じるのは、声優の中澤まさとも(なかざわまさとも)さん。1983年2月14日生まれ、東京都出身。『ギヴン』の中山春樹役をはじめ、『ブルーロック』の久遠渉役など、人気作品のキャラクターを演じています。
男子校の映画部を舞台に交差する、きらきら眩しい三組三様の青春恋愛譚(ラブストーリー)。
不良で一匹狼の寿と、映画部で寿を撮影することになった真央。寮で同室の二人が交わした「約束」が、やがて二人を甘く縛りつけて――。
映画部部長で人気者の仁と、仁に対抗心を燃やす後輩の義一。ぶつかりながらも、やがて二人は惹かれ合い――。
無口で不愛想だが信頼の厚い副部長の礼と、季節外れの新入部員・詩音。
不意のキスから、二人の「お付き合い」が始まって――。
原作:じゃのめ『黄昏アウトフォーカス』『残像スローモーション』『黄昏アウトフォーカスoverlap』『宵々モノローグ』(講談社「ハニーミルク」所載)
監督:渡部穏寛
シリーズ構成:成田良美
キャラクターデザイン:菊地洋子
美術監督:山梨絵里
色彩設計:安住唯
撮影監督:越山麻彦
編集:小池祐樹
音響監督:矢野さとし
音響効果:奥田維城 牛黒希美
音響制作:Ai Addiction
音楽:宝野聡史 中野香梨
音楽制作:AQUA ARIS
アニメーション制作:スタジオディーン
主題歌 OP:「クランクアップ」山崎育三郎
ED:「Unchain×Unchain」Amber’s
土屋真央:松岡禎丞
大友寿:内田雄馬
菊地原仁:古川慎
市川義一:中澤まさとも
稲葉礼:江口拓也
吉乃詩音:斉藤壮馬
加賀利ルナ:市川蒼
加賀利テル:柳晃平
本條雪孝:大塚剛央
千秋 実:佐藤元
土谷功緒:田所陽向
ルディ:内匠靖明
九条桐斗:伊東健人
(C)じゃのめ・講談社/「黄昏アウトフォーカス」製作委員会
『黄昏アウトフォーカス』公式サイト
『黄昏アウトフォーカス』公式X
じゃのめ先生のX
『黄昏アウトフォーカス』
『残像スローモーション』
『黄昏アウトフォーカス overlap』
『宵々モノローグ』小冊子付き特別仕立て
『黄昏アウトフォーカス long take 1』小冊子付き特別仕立て
『黄昏アウトフォーカス long take 2』小冊子付き特別仕立て
コメント