The main character of this work, Taisei Taisei, will be played by Yosai Ishibashi, who is also a voice actor, having played Miguel in the movie Remember Me'' and Yuga Oudou in
Yu-Gi-Oh! SEVENS.”
In this article, we asked Mr. Ishibashi, who excited the audience at “AnimeJapan 2024” with his talk full of love for railways, about his thoughts on playing the lead role in “Shinkalion CW”, what it was like during the recording, and about his favorite railways.
Please enjoy this interview where Mr. Ishibashi, who passionately talks about railways, and Taisei Taisei overlap.
–Your love for trains during the “AnimeJapan 2024” talk show was very impressive. So, in this interview, I would like to talk about anime and ask about Mr. Ishibashi’s love for railways, so that I can convey to the readers the affinity he has with Taisei Taisei, played by Mr. Ishibashi.
Yosai Ishibashi (hereinafter referred to as Ishibashi): Understood. I would like to talk to you a lot.
–First, I would like to ask you about Shinkalion CW. Please tell us how you felt when you were selected to play the role of Taisei Taisei, the main character of this work.
Ishibashi: Ever since I was little, I really liked trains, Shinkansen, and robot anime. Shinkalion'' was a work that combined all of my favorite things into one, so from the moment I saw the audition materials, I went into the audition with the feeling,
I definitely want to pass!” It was also a time when I wanted to work harder as a voice actor, so I was happy from the bottom of my heart when I was chosen to play Taisei Taisei.
I was really moved when I thought, I can ride that Shinkalion'' and
I can be one of the heroes that children watch on Sunday mornings.”
–You say you like trains, Shinkansen, and robots, but have you seen the previous Shinkalion series? Also, do you have a favorite character or Shinkalion?
Ishibashi: My favorite character is Hayasugi Hayato, the first protagonist. As a child, he loved trains and went to various railway photography spots, so he was a character that really conveyed his love for trains.
Taisei Taisei-kun is also a character who really loves trains, so I’d like to be able to watch the four main characters from afar get together and have fun at the Tetsuhaku (Railway Museum) someday.
Also, when I went to “AnimeJapan 2024” the other day, I saw little kids having fun on the family floor wearing backpacks with Shinkansen motifs similar to Hayato-kun, so Hayato-kun is a big presence for the children. I felt like he was a hero.
――At “AnimeJapan 2024,” there was talk about the audition, but what kind of railroad terminology lines did Kensho Ono struggle with?
Ishibashi: I don’t know how much I can say because it will be related to the future story, but to give one example, there was a scene where he mentioned the color of the Hayabusa (Shinkansen E5 series Hayabusa) all at once.
To the average person, Hayabusa’s body looks just green, but the green is called “Tokiwa Green,” the white is called “Hiun White,” and the pink is called “Azalea Pink.” It has an official name.
This “Azalea Pink” is difficult to describe. Moreover, the audition script had instructions to “speak progressively faster,” so I think Kensho Ono must have had a hard time with that. It was really tough for me too (lol).
However, as someone who loves trains just like Taisei-kun, I thought it was understandable that he would get excited and talk so fast as I acted.
――How did you feel when you played the role of Taisei Taisei and played the scene where you ride the Shinkalion for the first time?
石橋:鉄道好きからしたら「出発進行!」って言いたい台詞なんですよ。それもあったので、シンカリオンに変形する前に新幹線を出発させる時に「出発進行!」と言えた時は僕自身も嬉しかったですし、タイセイくんも嬉しかったと思いますね。
その後に「チェンジ!シンカリオン!」と言う時も、このセリフを言ってレバーをガチャっとしたら、シンカリオンに変形して今から敵の前にドンッと降り立つんだぞ、みたいな身の引き締まる感覚でした。ロボットを起動させる時の台詞にとても憧れがあったので、実際に言えて嬉しかったです。
――石橋さんの鉄道愛は「AnimeJapan 2024」でも印象的でしたが、そもそも石橋さんが鉄道や新幹線を好きになったきっかけは何ですか?
石橋:何かきっかけというものはあったんでしょうけど、物心ついた時には既に鉄道が好きだったので、明確なことはあまり覚えていないです。
ただ、その中でも僕は音が好きで、特に列車が発進する時のモーター音だったり、鉄道や新幹線の音が好きなんです。それこそ今の列車のモーター音はスタイリッシュな感じになっていますが、昔のものは頑張って動かしているというか、力を入れて走っている感じがたまらなく好きだったので。要するに「音鉄」というやつですね。
電車が発車する時の音もそうですし、あとは警笛や駅の発車メロディーとか。当時から色々な音が好きだったので、そう考えるともしかしたら音がきっかけで鉄道好きになったのかもしれません。
あと、線路のジョイント部分を走る時のガタンゴトンという音がものすごく好きで、子どもの頃にプラレールとかで遊ぶ時も、自分でその音を言いながら遊んでいたのを鮮明に覚えています。
――そうすると、アニメ本編では色々な電車の音が聴けるのはたまらないですね。
石橋:たまらない環境ですね。タイセイくんたちは新幹線に乗る機会も多いので、新幹線の音や車内の雰囲気とかも楽しみにしています。とにかく早くアニメ本編が見たいです(取材は3月下旬に実施)。
あとは、新幹線以外にも、通勤電車に乗って登校するタイセイくんのシーンなどもあるので、どういう風に表現されているのかも含めて楽しみなポイントです。
――まだ詳しい内容を話しづらいタイミングとは思いますが、今回の『シンカリオンCW』はどんなストーリーですか?
石橋:行方不明の姉の手がかりを求めて、タイセイくんが進開学園中等部に転入するところから物語は始まります。姉から言われた「何かを守れるカッコイイ人になりなさい」という言葉がタイセイくんの目標でもあるんですね。それがメインテーマみたいな感じで、タイセイくんがどうやってその目標に近づいていくのかというベースがあってお話が進んでいきます。
そこに謎の敵対勢力アンノウンが出現するのですが、一体どんな目的で街を襲って人類に脅威を与えようとするのか、というミステリー要素もあります。敵側も謎が多いので、そういうところも含めて『シンカリオンCW』という作品は、色々な視点から見ることができて面白い作品だと思います。
そこに、中学生のタイセイ、アカネ、リョータたちが抱える中学生ならではの葛藤や悩みみたいなものも加わってきます。どうやって葛藤を乗り越えて仲良くなり、シンカリオンに乗ってアンノウンを倒していくのか、そういったところが主なストーリーになっています。
――仲の良さというと、「AnimeJapan 2024」のトークショーでのみなさんのチームワークも印象的でした。その際、収録の休憩時に土屋神葉さんが鉄道の話を聞いてくれるみたいなこともお話されていましたが、収録時の石橋さん、小野さん、土屋さんら3人の雰囲気はどんな感じですか?
石橋:休憩時間はずっとお喋りしたり、あとはお芝居についてのアドバイスをいただいたりもしています。この間、みんなで話したのが「どうして僕たちが乗っているシンカリオン E5に“E”が付くのか? なんで北海道新幹線のH5なら“H”がつくのか?」ということです。僕が「これはJR-East(JR東日本)のEなんです」と話したら、お二人も「そうなんだ、ちょっと収録でも意識してみるよと」仰ってくださって。僕の話を聞いて納得してもらえると、鉄道好きとしては凄く嬉しいですね。
今後も、アフレコ現場に行く度にどんどん鉄道の話をして、最終話くらいになったら鉄道の話で知らないことはないくらい、お二人が鉄道好きになれば良いなと思いながらいつも色々な話をしています。
――『シンカリオン』シリーズの伝統だと思いますが、速杉ハヤト役の佐倉綾音さんもしかり、出演者皆さん最後には電車や新幹線が好きになっているというのがありますよね。
石橋:僕たち演じている役者陣もそうですし、この記事の読者や視聴者の方も、鉄道が好きな人はもちろん楽しめる作品だと思います。逆に、今まであまり鉄道に触れてこなかった人が見ても、ここは元々は駅だったんだとか、いつも何気なく新幹線で通っている場所の近くには新幹線の基地があるんだとか、ちょっと気になるポイントがあると思います。
普段の旅行が更に楽しめるような魅力やポイントを、タイセイくんがたくさん語ってくれているので、あまり鉄道が詳しくないという方でも楽しめる作品になっていると思いますね。
――お話からも鉄道愛が溢れている石橋さんですが、収録がスタートする前に鉄道博物館(鉄博)に行かれているんですよね? 改めて鉄道の空気を味わいに行かれたのでしょうか?
石橋:もともと鉄博には小さい頃に何度も行っていたんですけど、やはり大宮が舞台で鉄道博物館の地下には「超進化鉄道開発機構(通称ERDA)」があるという設定なので、あの空気をもう一度確かめに行こうと思って行きました。あと、第1話の冒頭でE5(E5系新幹線)が輸送されていたので、鉄博に展示されている車両を見たいというのもありました。
僕はお仕事とかで西の方に行くことが多いんですけど、なかなか東北の方に行くことがなかったので、はやぶさにも乗ったことがなかったんですね。もちろん、プラレールとかおもちゃはたくさん持っていたので、子どもの頃から知っている存在ではあったんですけど。いざ大成タイセイを演じるにあたって、やはり乗っておくべきだと思ったので、「シンカリオン×てっぱくきっぷ」というのを使って大宮まではやぶさで行きました。
厳密に言うと、「やまびこ」という同じE5系の新幹線でも各駅の方だったんですけど。E5に乗って大宮まで行き、鉄道博物館を味わってE5で帰ってくるということをしました。座席に座った時は「これがE5か」と思いましたね。
本当であれば、大宮から先がE5の最高時速320キロを出せる区間なので、大宮から先にも行きたかったんですけど、まずは大宮まででもE5の空気感を体感しておこうと思って鉄博に行ってきました。
※編集注:東北新幹線E5系は「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」の4つの列車種別があり、基本的な設備などは変わらないものの運行区間や停車駅などが異なっている。
――ちょうど先日、ジェイアール東日本企画の鈴木プロデューサーにインタビューさせていただいた時に、大成タイセイの名字は鉄道博物館の住所であり、旧駅名の「大成」から取っているという話を伺ったので、正に聖地巡礼ですね。
石橋:実際、ニューシャトル(埼玉新都市交通伊奈線)で大宮駅から鉄道博物館駅まで行った時に、鉄道博物館という駅名の表記の下に(大成駅)と書いてあったんですね。それを見つけた瞬間に「本当に大成なんだ!」と言いながら写真を連写しちゃいました。
鉄博には小さい時から行っていたのもあって、そこが大成タイセイの由来というのはとても感慨深いというか嬉しいですね。
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