Animate Times is running a series of interviews with the cast looking back on the anime broadcast! This time, we asked Akira Sekine, who plays Emi Aoi, to look back on the story up to episode 8 and talk about what to look forward to in the future.
— Each character’s thoughts and feelings are revealed, and their relationships have changed little by little. Looking back on the story so far, what was the most memorable scene for you?
Akira Sekine, voice of Aoi Emi (hereafter, Sekine): I want to say, “All of them!” (laughs) This is a delicate story that is woven together by the characters one by one, so I can’t narrow it down to just one thing…
However, I feel nostalgic for the time when we all went out together and laughed. The cast members were smiling when recording the scenes where they eat lunch on the school rooftop and have fun together.
As the story progressed, the depths of each character came to light, and the breaks during recording, where we used to laugh together, turned into cheering for the characters, saying, “I hope you’ll be happy!” I can’t wait to see everyone’s heartfelt smiles again.
— I feel like Saki’s impression has changed a bit since she first appeared. So what kind of person do you think Saki is?
Sekine: She is considerate and kind, which is why she is sometimes overly considerate of others. I think she is the kind of girl who prioritizes others over herself. I think that because she has been showing a thicker and thicker side to herself, it has become difficult for her to understand her true feelings.
The way I see her and my impression of her may have changed, but I don’t think that she has two sides to her. When I was asked before, “How would you describe Saki-chan in one word?”, I answered, “A girl like a (flower) bulb.” I hope that Saki-chan will be illuminated by many people and sprout and bloom like a beautiful flower, just like her name. I expressed her as a “girl like a bulb” with the meaning of support!
–What do you keep in mind when acting?
関根:咲ちゃんは表情豊かですし、本作はギャグとシリアスなシーンが繊細に入り交じります。でも、キャストのみなさんが流れや空気を作って下さって。ギャグシーンでは現場が学校の教室のような楽しい空間になり、シリアスな場面では空気がピンと張り詰めます。咲ちゃんの気持ちを意識してというよりは、その空気や流れを感じながら演じさせていただいています。
――なるほど。
関根:特に、まこと先輩を演じる梅田(修一朗)さん、師匠(竜二)を演じる内田(雄馬)さんのアドリブが絶妙で。梅田さんの「ふふっ」っていう笑いのリアクションは、女性でもないし、女の子っぽい男の子の笑いでもなく、ちゃんと「かわいいものが好きな男の子」の笑い方なんです。
内田さんが演じる師匠からは、まこと先輩への思いが伝わってきます。まこと先輩にも咲ちゃんにもフランクに接する師匠ですが、まこと先輩への笑い方には「好き」の感情がにじみ出ていて応援したくなります! お二人のアドリブやセリフの流れに乗せていただき、私も咲ちゃんとしての演技ができている気がします。
――お話を聞いていて、掛け合いながら演じることの大切さが改めて分かった気がします。
関根:少し前までは分散収録が多かったのですが、徐々にみんなで録れるようになってきました。先ほどもお話しましたが、本作は第1話から関係性などをひとつひとつ繊細に紡いでいる物語なので、全員で収録をすることができてとても幸せですし、感謝しています!
――まことたちは、それぞれが色々な想いを抱えながら、悩み、もがいています。関根さんはまこと・咲・竜二のなかでどのキャラクターの気持ちと最も共感できますか?
関根:いちばん共感できるのは咲ちゃんかなと思います。どのシーンかは言えないのですが、オーディションのちょっと前に咲ちゃんと似たような経験をしたことがあって。なので、この経験や気持ちをぶつけてみようとオーディションに臨みました。咲ちゃんを演じることができて幸せです。
――境遇などが複雑なキャラクターもいますが、気持ちは分かるなと感じることが多い作品だと個人的には思っています。
関根:そうですね。先ほどは咲ちゃんと答えましたが、ある一面ではまこと先輩にも師匠にも共感できると思います。この先、色々なことを経験して本作を見返すと、共感できるキャラクターや場面、言葉も変わるんじゃないかな。それほどに、丁寧に人の人生や気持ちを描いている作品だと思います。
――関根さんが思う第9話以降の見どころを教えてください。
関根:師匠と咲ちゃんの建前が、少しずつ崩れていきます。まこと先輩を含めた3人がどういう選択をしていくのか。出会い、お互いを知り、影響を受け変化してきた3人の関係性や選択をぜひ見守っていただけたら嬉しいです。
[文&写真・M.TOKU]
■放送情報
2024年7月4日よりフジテレビ”ノイタミナ”ほかにて毎週木曜24:55〜放送予定
※放送時間は変更の可能性がございます
■配信情報
Netflix/U-NEXT/アニメ放題にて
2024年7月4日より毎週木曜25:25~見放題先行配信!
その他配信プラットフォームでも順次配信!
男だけど可愛いものが大好きで、女の子の姿で高校生活を送る“男の娘”・花岡まこと。
ある日の放課後、まことは、“女の子だと勘違いしたまま”の後輩女子・蒼井咲に告白をされる。
「実は自分は男の子なのだ」と打ち明け、告白を断るまこと。
しかしまことの予想に反し、咲はあきらめるどころか、「男女両方の先輩が楽しめる」とテンションアップ!
さらに、「私が先輩の初恋の人になってみせます」と宣言して……。
可愛いものが大好きな、まこと。
まことに恋をする、元気いっぱいの後輩・咲。
まことを近くで見守り続けてきた、幼馴染の竜二。
3人の、恋と友情と、成長の物語がはじまる――。
花岡まこと:梅田修一朗
蒼井 咲:関根明良
大我竜二:内田雄馬
花岡美香:中原麻衣
大我小夏:前田佳織里
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